最強主様とサクラ6

やっとマンダロリアン最新話観れたけど、色々とベビーヨーダの過去も分かってきたし、マンドーのパパっぷりがもう観てて愛おしくて愛おしくて..!❤︎.*

マンダロリアンちょーーーおもしれぇ..。SW熱がずっととんでもない状態ですわ

あ、話はあと1回くらいで終わるかな?そしてキンハー風イラストのとこにハートつけてくれた方、ありがとうございますマジで報われました( ;꒳; )

イラストじゃなくて話の方に❤︎つけてたら恥ずかしくて笑うけどwどっちにしろ嬉しいんでヨシ!(現場ねこ)

最強主様とサクラ6

 

「すまなかったな、秘密警察。それにエンジェルも。今楽にしてやるから」

「サカ..ザキ?」

 

私の隣にやってきて、秘密警察の怪我を治そうとしているのは..あの最強サカザキ。

だけどいつもの彼ではなかった。それは目と表情を見れば誰にでも分かるもの。私は以前、一度だけこの顔の彼と会ったことがある..。私のことを、心から綺麗だと伝えたくてわざわざ心を一度取り戻して伝えに来てくれたのだから。

あぁ..やはり貴方はとても優しいお方なのですね。

 

私はこのサカザキに一度会っているのでそこまで驚きはしなかったものの、周りに居る全員が口を開けて唖然としている様子。仕方ないとは思いますけどね。

秘密警察の体に手をあてがった彼は、瞬く間に傷を塞いでしまったみたいで、今まで苦痛の表情で気を失っていた秘密警察だったのに、もうそんな顔はしていなかった。寧ろ安らいでいるような..そんな顔をしている。

 

「お、おい..!秘密警察はもう大丈夫なのかよ?」

「もう大丈夫だ。悪かったな、迷惑かけて」

「え?い、いや..」

素直すぎる彼に対して、七十二番と主君もかなり困惑しているようですね。

 

「セリシール、ちょっといいか」

「?」

そんなことを考えていると、サカザキに呼ばれてしまったので私も素直に彼について行く。みんなからは少し離れた場所まで来たかと思えば、彼は私たち二人きりの空間にしたかったのか..向こうの人たちがこちらを見えないように結界を張ってしまった。そうすればこちらからは見えるけれど、向こう側からは私たちが見えなくなってしまう。

従者であるサカザキが、私が消えたかと思って慌ててこちらにやって来たけども、結界にぶつかるとバチッと音を立てながら体を跳ね返されてしまっていた。

..他の者たちも私たちが消えた理由に気づいたようですね。

 

「それで、私だけを呼び出して何か用ですか?」

「お前..さっきのこと覚えてないのか?」

「さっきのことって?」

「え..」

なぜだかショックを受けているようにも見えるサカザキ。

えっ?な、なんですのその反応は..!まるで私が悪者みたいな感じになっているじゃないですか..!
でも、さっき何が起きたのかがあまり覚えていないのも事実。私は彼に何かされた?

「覚えてないのか..」と呟きながら、視線を下に落としては無意味に首の辺りをポリポリ掻いているサカザキ。なんだか申し訳なくなってきますね..

 

「と、というよりもなぜ貴方は感情を取り戻したのですか?」

「..お前に、心から謝れるようにと思ってな」

「私は貴方に何かされたのですね?」

「もっと詳しく言えば、うちのとこの感情三人とアンタんとこの悪魔二匹が不安定な俺を生み出してしまってね。その俺がアンタを攫って襲いかかった..みたい」

「..!」

 

その説明を聞いた途端、頭の中でブワッとさっきの出来事が蘇ってきた。

た、確かに先ほど私はサカザキに….

 

「っ..!」

思い出した瞬間、顔が真っ赤になってしまったではありませんか..!忘れていたのになぜ思い出させるようなことを!

若干ムカついたものの、目の前に居るサカザキはこんな姿の私を見ながら「恥ずかしがってるセリシールも可愛いな」と、嫌味でもなんでもなく心からそう言っているんだなというのが伝わってきてしまうくらいの優しい表情。

そんなサカザキに対して、少しだけドキンッと心臓が高鳴ってしまったなんて..有り得ない!

 

バッと両手を頬へ持っていくも、サカザキはクスクス笑いながら「お前は本当に可愛い」なんて似合わないことばかり言ってくる。お、おかしくなりそうですわ..頭が混乱してくる。

 

「ごめんな、セリシール。お前にはトシヒコという夫が居るというのに..不安定な俺がお前にやらしーことしてたらしくてね。今もその感情が残ってるよ。嬉しいような、罪悪感もあるような..複雑な感情が残ってる」

「..そ、その言い方..」

「あぁ、俺はお前のことがいつの間にやら好きになってしまっていたらしい。いつもの俺には感情がないはずなのにな」

「..えっ?..えっ!」

「安心しろ。好きと言っても学生の俺みたいに本気で好きになった訳じゃない。淡い、すぐ溶けてしまう雪の粒みたいな..そんな感情さ。どっちかと言えば俺はお前のことを大切にしたい、そう思ってるからな」

「さ、サカザキ貴方なに言って..!」

「こういう時ぐらいしか本音言えねーじゃん俺って?」

「そうですけど..っ!ちょ、ちょっと待って下さい..頭が混乱してて..」

「ねぇ、セリシール」

「はい..?」

 

サカザキが人差し指をピッと横に切った途端、私の体はピタッと動かなくなってしまった。な、なに?なんですの..!

焦っている私をよそに、サカザキがこちらに近づいてきたかと思うと..私の体を急にふわりと包み込んできてしまった。一体何が起こっているのですか..?

耳元でまた「ごめんね」と謝ってくるサカザキ。その声色を聞いたら、なんだか彼を受け入れたくなってしまっている自分がいた。

 

「サカ、ザキ..」

「逃げて欲しくなくて術使っちゃったのはズルい?」

「ず、ズルいに決まってますわ..!男なら正々堂々と、」

「うぅん。俺は卑怯なままでいい。真正面から向かってもアンタの夫には勝てないなんて分かりきっているもんだしね。だからせめて今だけは離れないで欲しい..」

「サカザキ..」

 

ちゅ、と首筋に這う彼の唇。

先ほどのことが再び思い出されるこの感覚。

だけど今はなぜだかそこまで嫌というか、拒否まではしなくてもいいかなと思えてしまっている自分がいる。彼の術にかかっているの?..いいえ、これは私自身の気持ち。こんなにも真っ直ぐ私に思いをぶつけてくれる彼が嬉しくて..

悔しいことに、ほんの少しだけ彼のことを可愛いと思ってしまった。

やましい気持ちは一切ないけれど、やはりトシヒコ様を裏切っているような感覚に陥ってしまう。

するりと私の右手に彼の指が自然と絡み合う。こんなにも彼は温かかったのですね..。心のない冷たいいつもの貴方からは想像も出来ない行動ですよ。

唇が耳までやってくると、ふうっと甘く息を吹きかけては遊んでいるようにも見える。思わず「んんッ..」と声が溢れてしまったが、それをサカザキに聞かれたかと思うと恥ずかしい..

 

「..いっつもソフィアやユキ女ばかりだから、自分がこうなるなんて思ってもみなかったか?」

「っ..!そ、そうですね..ッ。まさか自分が..こんなことになるなんて..あぅ..っ」

「しかもこの俺に」

「えぇ..おっしゃる通り、ですわ..ッ」

「..俺に優しくなんかするからだよ、女王様」

 

そう呟いたあと、彼は私の額にちゅっと唇を落とす。そしてやっとこの見えない縛りから解放されることとなった。

彼が離れて、再びフフっとなんとも幸せそうな表情を見せるサカザキを目にすればこちらも不思議と心が穏やかになる。この男..本来はこんなにも優しい人間なのか。

 

「コウノスケには感謝してるよ。俺にもこんなに優しい感情があったのなんて、暫く忘れてたからな..。ま、性にあわんのには変わりないけど」

「貴方は..いつから私のことを?」

「さぁね。気づいたらかな。人を想うことは素晴らしいことだとコウノスケは言ってた。確かに今はそう思う。だが、俺は美徳の感情を育ててると同時に罪の感情も強く育ててしまっていたからね。タカミザワの持つ嫉妬とサクライが持つ強欲と色欲の感情も強いのは仕方ないことだと思うか?」

「私が、欲しいと?」

「いーや。人の女寝取るほど落ちぶれちゃいないんでね。ただ..俺の気持ちをアンタに知って欲しかっただけだ。そろそろ二人きりの空間も終わりそうなんでね」

「え?」

 


 

ト「みんな、どうしたの?何してるんだい?」

悪サカ「と、トシヒコォォ!?(°Д°‖‖」

悪タナ「と..トシヒコ様..!どうされたのですかっ??;;;」

七「げっ」

ソ「あ、国王さん..!」

ユ「来てしまったか..」

ト「どういうメンバー?ていうか倒れてる人たち多いけど大丈夫なの?ねぇ、サカザキ?」

悪サカ「えっ!あ、えっとー..!そのぉ..」

主君(動揺しすぎだろ)

二(気づかれるぞ)

ト「….。僕に何か隠してる?」

悪サカ「へぇッ?いや、そんなことない!!」

ト「ホントに?ねぇ、タナセ」

悪タナ「は..はい」

ト「ふーん。ていうか近くにサクラ居るよね?」

悪サカ「….。なんでぇ?」

ト「ほら、僕たちってこの指輪で繋がってるじゃん?感じるんだよね、サクラが近くに居るの。でも姿が見えないんだけど、どういうこと?」

悪サカ「え、とー..!;;;」

ト「怒らないから言って?」

船(目が全っ然笑ってねぇ)

七(俺たちタカミーキャラでこういう奴って珍しいんだよなぁ)

主君(普通坂崎と高見沢キャラが逆なんだけどな)

罪サク「….申し訳ない、国王さん」

ト「?」

罪サク「今は見えないが..向こうに..居る」

悪サカ「あ」

ト「分かった。ありがとう。サカザキ、タナセ後で..ね」

悪サカタナ「」

ソ「行っちゃったけど..入れるのかな?」

月姫「サカザキ様は国王様を待っておられたのでしょう。大丈夫です、通れます」

ユ「ホントだ..国王さんも消えた」

船「三人だけで大丈夫なのか?」

罪サク「….今の主様なら、誰も傷つけたりはしない..大丈夫だ」

月姫「えぇ。そう思います」

 


 

「ようこそ、国王様」

「トシヒコ様..」

 

ヒラリと深くお辞儀をするサカザキと、張ったはずの結界に入って来られてしまったトシヒコ様..というより、サカザキが迎え入れたというか。

というよりなぜトシヒコ様が?

あまりいい感情を持ち合わせていなさそうなトシヒコ様は、私の隣までやって来るとサカザキに向かって「うちのサクラに何か用?」と早速尋ねている。あぁ..怒っていらっしゃるなぁ..

 

「国王様、俺のこと怒らないでくれとは言わない。アンタの妻と二人きりになってたのはすまなかった」

「….どうしたの?サカザキ、君の顔いつもと違うね」

「今は感情があるからね。向こうで寝ていた俺らの世界の三人見たでしょ?少しの間だけ感情を元に戻してるのさ」

「そういうことね。それで?僕を呼び込んでどうしたいの?」

「いや、アンタにもちゃんと謝らないとと思ってね」

「..えっ?」

今まで目が笑っていなかったトシヒコ様だったけれど、唐突なサカザキの言葉で拍子抜けしてしまっている。

 

「感情とは厄介なもんだね..。自分がいつの間にかこんな頭お花畑になって誰かに溺れかけているなんて思いもしなかったよ。しかもその相手が人妻のセリシールだなんてな」

「..サクラは渡さないから」

「もちろんそれは分かってる。俺も学生の俺みたいにそう若くはない。奪おう、寝取ろう、催眠をかけようだなんて全く考えていないさ。いい大人だからね。だからそこは安心してくれ。それに、俺はほとんど感情のない時間のが多いからな」

「君みたいな人間が誰かを好きになるだなんて考えてもみなかったよ。油断してた」

「好きっつってもガチじゃないからね。大切に想っていたい相手って感じのゆる〜いものだからさ。..もちろん国王さん、アンタも含めてな」

「僕も?」

 

また驚いた顔をしているトシヒコ様。あぁ..可愛い。

 

「ご存知の通り俺は全員から恐れられていた。それなのにセリシールはそんな俺を恐がりもせず最初の頃から傍に居てくれた。そして国王さん、アンタもごくフツーの人間の癖に俺を恐れずに隣で喋り相手をしてくれた。俺はアンタたち夫婦と居られて良かったと思ってるよ」

「..サカザキ」

「だから俺にとってはアンタたち二人は特別なヒトたちなんだって..コウノスケのお陰で気づけた。今までセリシールのことに関して不安と心配かけさせちまって申し訳なかったな」

「じゃあ、もう僕はサクラを奪われるんじゃないかっていう心配はしなくていいっていう意味なんだね?」

「あぁ」

「そっか..。それなら僕も安心だよ」

 

フッ..とどこか緊張の糸が張り詰めていたトシヒコ様の雰囲気は、今のサカザキのセリフでそれが解けたようにも見えた。少し微笑んではいるものの、やはり複雑な感情は拭えていないのかしら?

なので私も「大丈夫ですよ、トシヒコ様」と強く念を押してみせた。私は貴方を絶対に裏切らないと誓います。

私は貴方に惚れる魔法をかけられているのですよ?..その逆も、ですけどね。その魔法が解けることは永遠にありはしない。

 

「ようやくアンタに本音で話せて良かったよ」

「いいや、僕も嬉しいよ。僕らにとても強い味方がついてくれた気分だしね」

二人で堅い握手を交わしているその光景。なんだかとても不思議な感じですわね..

トシヒコ様もサカザキも、争うことなくこの複雑な感情を持ったままだというのにそれを友情に変えてしまうなんて、とても素敵なことだと私は思います。

 

私はやっぱり心の広いトシヒコ様に惚れて正解でした。そして最強のサカザキ、貴方とも友人でいられたことを誇りに思えます。

人間であるトシヒコ様は、このサカザキには到底敵わない相手だなんて誰もが分かっていることだけれど、彼は私の為なら誰であろうと恐れずに立ち向かっていけるとても心の強いお方。

そして最強と言われているサカザキも、感情を取り戻してしまえば所詮はただの人間だということも知ってしまった。自分の弱さや情けなさを認め、それを優しさに変えることの出来る素晴らしい人。

 

..私の大切な二人の〝人間〟。

こんな魔女である私なのに、二人の人間から好かれるだなんて夢にも思ってもいませんでしたわ。

私は今、とても幸せです。

 

「トシヒコ様。サカザキ」

 

そっと二人の握っている手の上に自らの手を包み込ませると、二人は私を優しい眼差しで見つめてくれている。

 

「私たちの友情がこれ以上壊れないようにする為にも、魔法をかけさせて頂きますね」

「うん」

「あぁ、そうしてくれ」

 

:・゚✧:・゚✧

 

ト「サカザキ、僕こそごめんね!サクラの魅力に気づいてくれる君はとってもいい奴なのに、僕はここ最近君に会うと嫌な感情ばかり溢れてきちゃってたからさ..( o̴̶̷᷄ ·̭ o̴̶̷᷅ )」

主「ばっかお前、引っ付くな..!」

ト「サカザキがサクラのこと本気で奪いさえしなければ、僕はサカザキのこと大切な友だと思ってるからね!」

主「アンタほんっっとに心広いのな..。感情にここまで穢れがない奴は珍しいよ」

ト「えへへ(〃ω〃)」

主(可愛い)

サ「ちょっとサカザキ、トシヒコ様は私のものですからねー??」

主「んー?知らない内に奪っちゃってるかもなー?」

サ「そんなこと絶対させませんわッ!プン(`・^・´)プン」

主「どーかな?w」

ト「笑」

 

 

送信中です

×

※コメントは最大1000文字、10回まで送信できます

送信中です送信しました!

name&comment