名古屋タカシマヤのチョコレート戦場、今年は行かないかも‥と思ってたけどやっぱ急に行きたくなったからまた今度行ってくる。笑
なんのチョコがGET出来るかな〜?
最恐トリオ3
「どうだ、そっちは変わりねーか?」
「あぁ。今も罪人たちと会ってるが特に俺らと同じで変わりゃしねーよ」
「一週間じゃそんな変わらんわな。ま、お前らは目離した隙にいつ死ぬか分からん世界だもんな」
「それはお前ら警察も同じじゃねーか」
「俺はそんなヘマしない。つーかお前らのが死ぬ確率高いって話しだよバーカ」
「あ〜、心配してくれてんの?w」
「ばっ‥!」
俺の一言で向こうは変に動揺しているが、その動揺が周りに居た奴らにも伝わってしまったのか、あっちの俺や高見沢や棚瀬たちにすげー勢いでからかわれてる声が電話越しに聞こえてくる。クッソ面白い。
そして誰かに蹴りか拳を入れたのか知らんがドゴッという痛そうな音が響いてきた。耳から少しスマホを離し、向こう側でギャーギャーしてる秘密警察たちの様子からして大丈夫そうだな。相変わらずアイツらは仲良しで羨ましいわ。
そしてスピーカーから唐突に元気な声が聞こえてきた。
「あ、主君さん!お久しぶりですねー!秘書くん居ますかー!?」
「おわっ‥?なんだ、棚瀬か。うちの棚瀬なら今いねーぞ」
「えー!なんで!?」
「仕事してっからだよ‥お前らも仕事しろや」
「そういう主君さんもww」
「うるせーな!切るぞ!」
「ははーっw」
画面の×マークを押して強制的に通話を切った。ほっとくとずっと喋ってきそうだからな。
はァ〜‥と大きな溜め息をついていると、ソファーに座ってくつろいでいたうちの坂崎と罪人二人がニヤニヤして笑っていやがる。
「社長〜仕事しなくてもいいのぉ〜?」
「サボりかー?」
「おめーらだって自分たちの世界抜けてきてんじゃねーか!」
「だって暇だもーん」
俺はこれから会議があるんですけどねぇ!
‥とまぁ、それはどうでもいい話しだが、こうして最近はお互いの世界でたむろっていることのが多い。一応外の世界にも指定の時間帯であれば出られるのだが、やはり気が引けて自分たちの世界に行き来している奴らも多い。
今日七十二番がここに来たのも俺と話し合う為じゃなく、ただ単に来ただけ。そんな感じが一週間ほど続いている。
色々と話し合ってきてはいるが、まだ実行出来る段階ではない。法の書がノーマルたちの世界の入口手前にガラスケースの中に飾られてあることは確認出来たし、アレを取っちまえば終わる‥はず。
ただこの間ガラスケースに触れてみて分かったことは、簡単に取り外し出来ないようになっていたことだ。まぁ割っちまえばいいだけの話しだろうけどさ。
万が一の為にうちの坂崎には「俺に何かあれば協力しろ」と言ってあるので、もしかしたらアイツも道連れになる可能性もある‥が、アイツは首を傾げながらも俺の言葉に承諾はした。裏切りはしねぇはず‥
それは七十二番もだ。自分に何かあれば無条件に俺に協力しろと船頭に伝えてあるらしい。
向こうで座って喋っているアイツらを見ていると、どうしようもなくやるせなくなる。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ったく、あれから三週間以上も経っちまったじゃねーかよぉ」
「しょーがねーだろ、お互い仕事が重なって上手く時間取れなかったんだから!」
「わぁーってるよ!」
俺の背中に背負っている主君が正論を吐いてきやがる。なんかコイツに正論言われるとムカつくわ。
急いでノーマルの世界の手前までやってこれば、相も変わらず飾られてある法の書。
俺たち二人が何回もコソコソここまで来ているのは他の世界の奴らにはバレてない‥はず。だからこれで最後にしたいとは思ってるんだけどなぁ〜。
シュタッと入口手前まで降り立てば、主君を下に降ろしてから二人してそちらへ近づく。あれ?だけどなんつーか違和感があるぞ‥
主君と顔を見合わせてから、そっと二人してガラスケースに触れてみせるとあんなにビクともしなかったものが、いとも簡単に動くではないか。
なんで?
「‥‥もしかして、誰かにバレてる?」
「‥可能性はあるな」
「どーするぅ?」
「ぅんー‥」
取り敢えずケースを全て外して下に置きつつ、俺が法の書に手を伸ばして触れようとした時だった。
「お前らソレに触るんじゃねぇッ!!!」
聞き覚えのある怒声に、二人して「えっ!?」と思わず口に出してしまうとバッと降り立ってきた秘密警察の坂崎がいつの間にか目の前にいて、俺が触れようとした紙を代わりに取ってしまっていた。
「な、なんでお前ここに!?」
「バカ!!いいから二人とも元の世界に戻れッ!!」
「だけど‥!」
三人でそんな言い合いをしていると、上空からいきなり眩しい光がカッと差し込んでくると、どこからともなく鎧を纏った二メートル以上あるデカい奴らが四体現れてきてしまった。
まさかアレが衛兵‥!?
見るからに中身は人間じゃねぇぞ!
「チッ‥!」
「あ、おい秘密警察!」
「いいから早く逃げろッ!!」
俺たちの周りを取り囲んできた衛兵に立ち向かう秘密警察は、「聞いてっかノーマル!?俺は分かって罠に飛び込んだんだからな!?」と意味深なセリフを吐きながら衛兵にとてつもない蹴りをお見舞いしていた。
ガアァン!!という冷たい音が響き渡ったが、蹴りを入れられた衛兵はあまり動じていない。あ、アイツらヤバい‥!
「二人に手を出すな!!二人に指示したのは俺だ!この法の書は俺が奪うよう命令したんだ!!」
「はっ‥?お前なに言って‥」
「バカ言ってんじゃねぇよ!?この計画は俺たち二人だけで‥!」
フッ‥と後ろから黒い影に覆われ振り返ってみると、そこには俺たちが敵いそうにもない衛兵が立ってこちらに武器を向けているところだった。
慌てて主君を抱きかかえ、振り下ろされてきた大鎌から間一髪避けることは出来たはいいものの‥秘密警察はどうなっていやがる!?
二人して顔をそちらに向けると、アイツは衛兵二体を相手にしていたがあんなの無茶だ‥!こんな奴らに流石の秘密警察も勝てる訳がねぇ!
そう思い、こちらも「逃げろ秘密警察!」と叫んでみせたが‥
遅かった‥
「あ‥っ」
「ウソだろ‥」
急に力を失ったかのようにフラリと体をよろけさせてしまった秘密警察の首に、吹き矢みたいなものが撃ち込まれたその数秒後、アイツは眠るかのようにそのまま倒れ込んでしまっていた。抵抗すら出来ず、アイツはそのまま衛兵に掴まれてそのままズルズルとどこかに連れて行かれる。
待って‥
待てよオイ‥!
「秘密警察!!」
そう二人で叫んだ途端、俺たちも目の前に立ち塞がってきた衛兵に捕らえられ、普段出せるような力が瞬く間に自分の中から失うのが感覚で分かってしまった。
あ‥これ、絶対に抵抗出来ないやつだ‥
逃げる隙もねぇや‥
俺も主君も無言になるしかなく、そのまま衛兵に連れられて行くがままだった。
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