最恐トリオ13

昨日か一昨日くらいのことなんだけど、全然アルフィーじゃないよく分からん人のライブ映像がチラッと目に入ったせいで、めっっちゃライブ参加したい気分になってて困るわ‥

コロナもあるし、お腹の子のこともあるしで当分はムリなのは承知だけど‥‥

やっぱり3人に会いたいよぉ〜〜〜😣

数年ブランクがあるのは仕方ないにしても‥ハァーって感じだ。行けないからこそ余計に気持ちが募るんだろうなーって。笑💧

ライブ映像観たら更に悪化しそうだから観るのが恐ろしいんです‥でも観てみたいっていう葛藤w

 

 

最恐トリオ12

 

ーーおい‥!

ーーおきろ‥!

 

「‥ぅ?」

誰かに呼び起こされて無理やり目をこじ開けると、目の前には最強サカザキと白黒騎士が俺と七十二番の顔を覗き込んでいる。

あれ‥?俺たち、どうなった‥?

丁度七十二番が隣で目を覚まし、俺と同じく何がどうなってるのか見当もついてないキョトンとした表情。えっと‥

 

「ひ、秘密警察は‥!?」

奴の存在を思い出し、俺が慌てて三人に問えば最強サカザキが「そっちで寝ている」と答えてくれたので、俺たちと逆向きで寝ていた秘密警察を目にした途端僅かにドクンッと心臓が脈打つ。こ、コイツは‥本当に大丈夫なのか‥?

俺と七十二番で秘密警察の体にそっと触れて、優しく揺すり起こしてみせる。「秘密警察‥!」と奴を呼び続けて数秒後。

 

「‥ん、‥ぅ‥」

「秘密警察‥!」

「良かった‥意識はこっちに戻ってきたようだな‥」

ホッとしたのは束の間。今のコイツには、ちゃんと記憶が戻っているのだろうか‥?その心配ばかりしてしまっているが、俺はあの時ちゃんと秘密警察の体を掴んだ。今度こそ受け止めたはずだ‥だから今のコイツは‥

きっと‥

 

ぐぐっと両目をこじ開けようとしてくる秘密警察に、もう一度奴の名を呼びかけてみせた時。

 

 

「‥は‥。主君‥、‥七十、二番‥?」

「やっと‥やっと記憶戻ったか‥!」

「散々心配かけさせやがって‥この野郎‥っ!」

「俺‥‥どうして‥」

 

戻った‥

記憶が戻ってくれた‥。俺と七十二番の名前を呼んでくれた‥っ!

「お前、ずっと記憶失ってたんだぞ‥!」

「記憶を‥」

「審議所でお前は記憶を‥俺や主君たち他の世界の奴らの記憶を全て消されてたんだよ!」

「‥なんとなく覚えてるような。それで‥お前たちが俺の記憶を‥取り戻してくれたのか?」

「あぁ、時間はかかっちまったけどな‥。でも頑張った甲斐があった‥!何度も失敗はしたけど、ちゃんと記憶戻ってくれりゃそれで十分だ‥っ」

「‥‥なに、泣きそうなツラしてんだよ‥。気持ちわりぃな‥」

「うっせぇ!助けてやったのに言う言葉はそれだけかっ?」

「お前という男は‥!」

 

生意気なセリフ。

大丈夫‥いつもの秘密警察だ。

久しぶりにコイツとマトモに話し合えた気がする。まだ横になっていた秘密警察の体を起こす為、俺と七十二番で奴をグッと持ち上げた瞬間‥

 

いきなり秘密警察はその起こされた勢いで俺たちの横をシュバッと横切って行く。

は‥?

 

と、思った直後。秘密警察はこちらに向かおうとしてきた衛兵目掛けて凄まじい飛び蹴りをお見舞いしているではないか。

蹴った勢いでクルッと一回転しながら後ろへと着地した秘密警察だったが、俺たちが「お、おい!」と呼びかけてもそれはシカト。ぶっ倒れた衛兵の隣に居たもう一体の衛兵に向かって思い切り上の方へ飛び上がる秘密警察は、手首に仕込んでいたワイヤーを衛兵目掛けてグルグルっと拘束してしまう。

‥と、秘密警察は「ぬおおぉぉおおおおおッ!!!」と大声を上げながら衛兵を思い切り振り回し始めやがった。あ、アイツ寝起きでそれやるかいな‥

 

振り回された衛兵はというと、更に上から舞い降りてきた衛兵二体のうち一体に向けてドオオォンと放り投げつけては既に四体のうち三体を倒してしまった。

そして最後の一体はというと、秘密警察のとんでもない回し蹴りのせいで数メートルは吹き飛ばされちまったとか‥おいおい、アイツ衛兵の無効化の力にすら対応出来るようなヤベェ奴になっちまったのかよ?

俺も七十二番も‥いや、この場にいる最強サカザキも白黒騎士も秘密警察を眺めながらポカンとしては「あの男、おかしくなったのか?」と聞かれたが、俺たちがそんなこと知るか‥

 

衛兵を四体とも容易いくらいに倒してしまった秘密警察は、俺ら五人の手前までスタッと降りてくるとアイツは不思議そうに自分の両の掌を見つめていた。なんだ?

「秘密警察?」

「‥‥。今までに感じたことないくらい不思議と力が湧いてきた。なんだったんだ?」

口元のマスクを顎までズラし、フゥ‥と息を吐く秘密警察。よく分からんが、取り敢えずはコイツを本来の秘密警察に戻してやれたということ、でいいんだよな?

俺と七十二番が秘密警察に近づいたと同時に、秘密警察はくるりとこちらに体の向きを変えてはニッと歯を見せながら「ありがとな」と素直にお礼を言う。

 

「お、おう」

「当たり前のことをしただけでぃ」

「それでも俺のことを見捨てずに最後までお前たちは俺に手を差し伸べてくれた。心から感謝している」

「素直すぎると気持ちわりぃな‥」

「お前はちょっと反抗的な態度の方がしっくりくるな」

「なにおう、そんなこと言ったらお前らだって同じだっつーの」

けっ、とそっぽ向いちまった秘密警察。だが、その表情はとても満足そうにしているような‥幸せに包まれているような表情をしていた。まぁ眉毛は相変わらずつり上がっているが。

あぁでも本当に良かった‥。また大事だと思う人を失うところだった‥

俺はその悲しさと恐怖と絶望を知っている。突然奪われる大切にしてきたものが、目の前から消えていなくなるという虚しさ。届きたくても届かない場所にいるしんどさ。声すらも届かない所へ逝ってしまうその絶望感‥

 

なんで俺たち‥犯罪者と警察という立場なのに、こんなにも仲良くなっちまったんだろうな?

 

「なっ‥なんだよ、おめーら‥!そんな人を慈しむようなツラすんな!キモい!」

「うっせー!お前はちょっと黙ってろ!」

「手こずらせやがってこの野郎!」

「ぶわっ!?ちょ、ちょい待てっ‥!?」

なんかもう、自分たちのキャラとか今はどうでも良かった。

七十二番と二人して秘密警察へと抱きつき、いきなりのことでかなりビックリしている秘密警察は、俺と七十二番を受け止めきれずにそのまま後ろへとドスンっと尻もちをついちまっていたが、そんなのどーだっていい。

もうこんな思いしたくないから‥

俺らのこと、二度と忘れないでくれ‥

 

「ちょ、っと‥!!最強の俺と白騎士黒騎士が見てんぞ!?」

「一々喚くなうっせーなぁ!恥ずかしがれ!罰だ!」

「なんのだよ!?」

「どーせ顔真っ赤にしてんだろ?ざまぁみろ!」

「あ、あのなぁ〜‥!!」

急いでパッとマスクで鼻まで覆い隠してしまった秘密警察の行為は、恥ずかしいっていう気持ちを助長してるようにしか見えんけどな。

「はあ、良かったなお前ら」

「お前たち、本当に仲がいいな‥」

「最恐なんて言われておるのに、今は微塵の欠片もないな」

「ぅぐっ‥!?は、離れろや‥!」

「うるせぇーって言ってんだろぉ〜!もうお前のこと手放してたまるもんかぁーー‥!」

「こうしてやれなかったのを後悔させやがって〜‥!自分でも気持ちわりぃって事くらい分かってるわバーカ!」

「は、はァッ‥!?」

 

言っている意味を理解していないようだったが、まぁしゃーないさ。

そんな風に秘密警察に抱きついていると、さっきまでやり合っていた秘密警察たちが一斉にこっちへ来てしまったようだ。いや、秘密警察たちだけじゃなくて俺のとこの三人と船頭たちものんびり歩いてこちらに向かって来ているところだった。

 

「坂崎ぃー!!」

「坂さん!」

「坂崎さーん!」

「なっ、なっ!こっち来んな!」

秘密警察たちが一斉に降ってきたので、俺も七十二番もようやくパッと秘密警察の坂崎から離れてみせた。

ま、心配してたのは俺らだけじゃないしな‥

全員が全員坂崎目掛けてやってきたせいで、小柄なアイツは一瞬にして埋もれちまっていた。あーあ。

口々に心配の言葉をかけては涙声になりながら良かった、本当に良かったと言い合う五人。コイツらはコイツらで坂崎をどうすりゃいいか悩んでいたはずだ。それは分かっているし、傷つけたのも悪いと思っている。でもお前ら強いからああでもしないと立ち止まってくれねーじゃん?あと最強サカザキの相手も恐ろしかったと思う。

 

ギャイギャイし合っている秘密警察たちを苦笑しながら眺めていると、隣には棚瀬がやって来て「ようやく取り戻せたようですね」と口にする。

「あぁ。一時はどうなるかと思ったが、今は見ての通りだ。‥おめーらもわざわざ協力してくれてありがとな。秘密警察も救えたし、俺と七十二番も救われた」

「いえ、社長がずっとあのままの方が私にとっても困りますので。貴方の為なら出来る範囲でお手伝い致しますよ」

「俺はただ単に精神世界とやらに興味があっただけだし、そこに行けただけで満足よ」

「テメェは警察に優しく出来るなら奴隷たちにも優しくしろやクズ」

「それはムリだな」

 

ふと七十二番の方を見やれば、アイツは向こうの俺と船頭と話している。あぁ、もちろん船頭と二十四番にも感謝しているさ。特に船頭の聖の剣がなけりゃ、あの鎖は永遠にちぎれなかっただろうし‥

そして最強のサカザキと白黒騎士の三人にも感謝でいっぱいだ。成功したからサカザキに命奪われることないだけちょっとホッとしたしよ。

こうして見ると、外の世界なのに‥各々違う世界の奴らなのに、こんな風に仲良く話せて助け合って、時には対立し合って‥外の世界は外の世界だけど、俺はこっちのみんなが集まれる場所がやっぱり好きなのかもしれねぇ。自分の世界じゃ得られない安らぎや楽しさがここにはある。特に俺らの場合はな。

 

だから、ノーマルが出したあんな法は一刻も早く無効にして貰わなくちゃならねぇ。

秘密警察を救えたのは良かったが、まだ喜ぶには早い。あの法をなんとかしなければ。

 

そう思っていると、俺たちの後ろからは「やっと終わったのか?」という声がする。

 

「の、ノーマル‥」

 

 

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2件のコメント

めい

>あ、アイツ寝起きでそれやるかいな‥

思ったww!私もそれ思いましたwww
そして、ついに諸悪の根源(?)ノマ高が降臨! 

ろき様、胎教にアルフィーの曲は良いらしいですよ♪
前に他の方のブログで見ましたが、アルフィーのバラードを好きな幼児もいるそうな✨
というか…妊婦さんが欲するものは、お腹の御子さんが欲しがっているものだといいますから、
お腹の御子さんがアルフィーの曲を聴きたがっているのでは(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

返信
honyo123

あと少しです!楽しみにしてて下さいね( *ˊᵕˋ)

うわ〜悪魔の囁きww
いやーめっちゃ聴きたいんすよ、まだ耳で聴く分にはマシなのかな?映像観たら終わりそうな予感はしてますけどw

うーん、聴くだけなら大丈夫ですよね‥いいですよね‥逆にツラくならないことを祈りますw

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