今日は暑かったな〜。職場のエアコンは去年に引き続きあんまり効いてなくて早くエアコン変えて欲しい。うちら監視員がいる場所のエアコンだけ効かないのがムカつく‥去年あんだけ掃除するとかエアコン変えるとか言ってた癖に結局なんもしてくれないもんw
夏の前に梅雨がくるけど梅雨も嫌やな〜。ジットジトでまとわりつく蒸し暑さとかね、しんどいよな〜
そろそろ髪が鬱陶しくなってきたから切りたいな。本格的に暑くなる前に切ろ
人外ばかりなお話3
主「さて、俺たちはどうしようか」
罪タカ「大妖怪のサカザキを捜しますか?」
罪サク「というより捜したところで俺たちでどうにかなるんでしょうか‥?」
うちのサクライとタカミザワがそう俺に尋ねてくるも、流石にお前らだけじゃ太刀打ち出来んだろーな。
するとここに残っていた大妖怪のとこの妖怪たち数匹と、精霊っぽい奴らが俺たちに対して「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と頭を下げて謝ってくる。ま、仕方ねーことだとは思うけどさ。
ヴァ「気にしなくていいと思うぞ。お前たちのせいじゃないだろうし」
人狼「そーだよ、君たちのせいじゃないから!」
魔男「こんな事になるなんて誰も予想つかなかったんだし、しょうがないよ」
西洋妖怪三匹がフォローしてくれているが、なんだか浮かないツラをしている日本妖怪たち。何かに引っかかってる様子だな。
すると「犬神を使って下さい」と、精霊っぽいものが喋ったかと思えばそこにいたデカい犬が俺たちの前までやって来る。あぁ、確かコイツは大妖怪の俺がよく乗っている妖怪か。
青坊主「もしサカザキを捜すのでしたら犬神を使っても構いません」
大天狗「よろしくお願い致します‥」
主「そうか、分かった」
使えって言ってくるんなら使おうか。
主「サクライとタカミザワは走れ。化物は俺と一緒にコイツに乗れ」
ア「えっ?は、はい」
罪タカ「ひ、酷くないですか主様!?」
罪サク「俺たち走るんですか!?」
主「法師を見つけたら猫又に乗せてもらえ」
罪タカ「だって猫又のが一回り小さいんですよ!?どっちか結局走り回るしかなくないですか!?」
主「なにか文句でもあるのか?」
罪タカ「い、いえ‥」
罪サク「ありません‥」
ア「あの、私が走りますのでどちらかが乗ってもよろしいですよ?」
主「あー、いーのいーの気にしないで。それと西洋妖怪組のお前ら五匹は別行動な」
ヴァ「え。俺らは乗り物何もなし?」
主「大半は飛べるだろーがお前ら」
悪マサ「そりゃそうだけども」
人狼「俺だけ飛べないよ‥」
魔男「俺の箒の後ろに乗れ」
人狼「うん」
ヴァ「俺と悪魔たちは自力かい」
悪タカ「俺は別にいいけどさ」
主「それならサッサと行くぞ。ちゃんと着いて来いよ。サクライ、タカミザワ」
罪サク「あぁっ!待って下さい主様ぁ!!」
罪タカ「速すぎますってー!!」
ア(なんだか申し訳ない気分ですねぇ)
魔男「俺らも捜しに行くかぁ」
悪タカ「てかそんなに大人数で捜しに行く必要あるかー?血の匂いで追えるし、それさえ分かっちまえば辿り着く場所なんて一緒なんだからよ」
人狼「あー確かに」
悪マサ「じゃあ俺らやる事なし?」
ヴァ「‥そうでもねーぞ」
魔男「なんで?」
ヴァ「この血の匂いを辿りたいところだが、さっきなぜかこの匂いが途切れたんだよ」
悪タカ「分かるのか?」
ヴァ「ヴァンパイアだもんでね、他の奴らよりかは血の匂いに敏感なんだよ」
悪マサ「妖気もさっきよりかは薄まってきてるし、案外捜すの難しい?」
人狼「そうだね、そういえばさっきまで妖気あんなに凄かったのに今じゃ全然感じ取れないね」
件「あの‥」
魔男「ん?どうしたの?てか君たち帰らなくてもいいの?」
人狼「そっちのタカミザワのこと心配でしょ?」
大天狗「それはそうだが‥少し聞いて欲しい話しがあるのですが、よろしいでしょうか?」
ヴァ「なんだ?」
件「サカザキがおかしくなったのは、俺がアイツに照魔鏡という妖怪を紹介した直後なんです」
ヴァ「照魔鏡‥」
悪マサ「知ってる?」
悪タカ「いーや、こっちの西洋じゃ見かけねー妖怪なんだろうな」
件「かもしれません。その照魔鏡という奴がサカザキを暴走した引き金となっているのではないかと推測してるんです。事実、あれから照魔鏡の姿がどこにも見当たりません」
青坊主「ついでに言うとその妖怪、妖気がないから捜すに捜せないんです」
魔男「妖気がないって‥そんな妖怪いるのか?」
人狼「まぁ、いるんだろーね。ソイツが今回の事の発端って訳ね。で、その照魔鏡とやらを捜し出した方が早いと?」
木の精霊「かもしれません。だけど、どこに居るのか見当もつかなくて困り果ててるんです」
悪タカ「‥‥鏡妖怪ならもう一匹知ってるぞ。ソイツなら同類だから捜し当てられるんじゃねーか?」
悪マサ「あ!雲外鏡!?」
魔男「そっか!人魚やソフィアのとこに鏡妖怪いるじゃんね!」
ヴァ「そーいやそうだったな。アイツなら何か知ってるかもしれねーな」
人狼「ソフィアんとこの世界にお邪魔してみる?」
ヴァ「の方が手っ取り早いだろーし」
悪タカ「じゃあそっち行ってみるか」
悪マサ「俺もサカザキ捜すよりそっちの方がいいと思う!」
魔男「ありがとう、教えてくれて!手がかりが掴めそうだよ!」
件「それなら良かったです」
大天狗「我々も一旦元の世界へと戻りますぞ」
青坊主「流石にあんな状態のタカミザワ様が心配でなりませんからな‥」
木の精霊「よろしくお願い致します、皆様」
ヴァ「気にすんな、いいってことよ!」
人狼「早速行ってみよっか!」
悪マサ「はーい!」
。。。
「どこへ行ったんだサカザキの奴‥」
あんだけ凄まじかった妖気が今じゃほとんど感じられない。もしかすると今のサカザキは元の状態に戻っているという意味なんだろうか?
猫又がサカザキの匂いを追ってくれてはいるものの、何度やってもやはりある一定の場所で立ち止まってしまう。ここでサカザキの痕跡がプツッと途切れてしまっているようだ。
うーん、どうしたものか‥
そう悩んでいると、後ろから犬神がやって来る足音が聞こえてきたので振り返ってみせると、犬神の背に跨っているのは最強のサカザキと化物のフタリだった。まさかお前らまで追ってきたのか?
「見つかってない様子だな」
「あ、あぁ。なぜかここでサカザキの痕跡が消えてしまっているんだよ」
「消えた、か。化物さん、アンタは何か感じ取れるかい?」
「いえ。お二人の言う通りここで妖気も血の匂いも消えております」
「そうか、ありがとう。‥どっか別の奴らの世界へ逃げ込んだのか?」
「そんなことしたらその世界の俺たちが騒ぎ出すだろ」
「じゃあどこにいると思う?」
「それは‥」
最強サカザキに疑問をぶつけられてしまえば黙りこくるしかなかった。
しかし、大罪のところの俺とタカミザワがようやくここへ辿り着いたのか若干不貞腐れたかのよう顔をしてフタリの主である最強サカザキを睨みつけているのが伺えた。なんだお前ら、置いてかれてたのか。
「やっと追いつけた‥」
「マジで置いてくから酷い」
ぶつくさ文句を垂れているアイツらを最強サカザキがジトッとした目で見やればフタリは背筋をしゃんと伸ばして「なんでもありませんっ」と今の発言を撤回したようだ。恐いなら口に出さなきゃいいのに。
「お前らも何か感じ取れるか?ここで大妖怪の俺の痕が消えちまってるんだが」
「え?‥ホントだ。確かに消えてますね」
「こんな風にプッツリ消えるもんなんですか?違和感しかないのですが」
「だよなぁ。仕方ない、周辺を捜し回ってみるしかないか」
「‥というよりなぜお前たちがわざわざ協力してくれるんだ?俺たちの世界の問題なのに‥」
「あ?バカ言え、あんなヤベー奴外の世界とはいえ放っておけるかよ。危険でしかない」
「そうだよな‥今のサカザキ、相当危険だもんな‥。そりゃタカミザワも気に病んじまうわな」
「一度死んでるというのに、二度も死なせるのは流石に大妖怪の俺もツラいだろうしなぁ。タカミザワも生きる気力失うくらいショックだったってことか」
「なんでサカザキばっかこんな目に遭わなきゃいけないんだろう」
「あまり気を落とさないで下さい。まだそちらのタカミザワ様が死んだ訳ではありませんので、ここで巻き返せばなんとでもなりますよきっと」
「そーだぞ、お前が今一番しっかりしなきゃいけねーのにさ!」
「落ち着こうぜ、法師さんよ」
「‥みんな、ありがとう。そうだよね、今は俺がしっかりしなきゃだよな。諦めたりなんかしないから」
タカミザワも戦闘不能というか、行動不能状態になってしまってるし、サカザキは暴走状態だしで‥今一番まともに動けるのは俺しかいないじゃないか。
このままだと大妖怪二匹同時に失っちまう。それだけは絶対に嫌だし、ダメだ。
自分に内心喝を入れ、もう一度サカザキを捜すことを選ぶ。アイツを見つけ出して元のサカザキに戻すまで俺は絶対に諦めないぞ。でないと、タカミザワがあまりにも可哀想だ。
「行こう。サカザキを捜し出さなきゃな」
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