明日が、雨ならばっ♬。.
‥じゃなくてw
絵描きたい言っときながらちょっとした小話書いてた。笑
もしも学生くんたちと幸華ちゃんが同じ学校だったら‥という設定!色々考え込むと凄く楽しそうな絡みが出来そうだけど、やっぱり同じ顔が多くなるからややこしくなるもんで単発で書いた方がいいよねっていう。笑
そんで明日というかもう今日か。ちっこいのが退院する日だもんで、これから忙しくなりそうです( ´ω`)_
IF
「坂崎ってさ、普通科にいる坂崎とは全然関係ないの?」
「は?」
「ほらいるじゃん、普通科にも坂崎って名前の女子。お前と顔似てるし双子なんじゃね?っていう噂もあるくらいなのに」
「ない。俺双子じゃないし」
「そっか〜違うんかー」
クラスの友達が唐突に変なことを聞いてくると思ったら‥。急になんなんだろうか。
でも坂崎って苗字は珍しい方‥かもしれない。けど、居なくはないから同じ学年に一人や二人いたってそう違和感はないだろう。どっちかって言うと高見沢の方が珍しい名前だし。
俺もあんまそのもう一人の坂崎って奴を知らないからなんとも言えんけど、顔は見たことくらいある。確かに俺と顔は似ている‥気がするし、髪質もなんとなく一緒には見える。じーっと見て観察したことないからよく知らんけど。
全ての授業を終え、人が少なくなってきた頃を見計らいいつものように俺は普通科の方の教室へと向かう。
そうすれば高見沢のクラスで桜井も一緒に座って喋っている姿が見えた。うん、いつもの光景。だけどまだ他の奴らが残ってるし、高見沢の仲間数人がアイツとくっちゃべっている。そして教室の前にやって来た俺に気づく桜井が「やっと来た坂崎!」って声をあげたからコクンと静かに頷く。
‥普通科のコイツらの方がもう一人の坂崎のこと分かるかもしれないな。
教卓前にいるアイツらの所へ赴けば、俺もそのまま椅子に座って明日の課題を取り出しつつ尋ねてみた。
「ねぇ。普通科にいる俺と同じ名前の坂崎って奴はどんな奴なのか知ってるか?」
俺の質問に高見沢が「あ〜、隣のクラスの女子か」って呟いた。すると桜井が「なんで?」と聞いてくる。
「いや、友達に言われたんだよね。似てるから双子?って。そんなに似てる?」
「あ〜、確かに言われてみれば似てるかも」
「男女の双子だと思われても不思議じゃねーかもな」
「ふぅん‥」
やっぱ似てるんだ‥
すると高見沢の仲間の一人が同じクラスらしくて、この話しに割って入って来てくれた。
「幸華ちゃんのことでしょお?あの子結構性格キツめだけど可愛いよね〜」
「でもあの子彼氏いなかったっけ?」
「いるいる、有名じゃん!よく校門近くまで車で迎えに来てくれてる彼氏。その人が高見沢に似てるんじゃなかったっけ?」
「俺ぇ?やだなぁ」
「悪かったねぇ、アンタと私の彼氏が似てて」
ビックリしたぁ。
後ろを振り向くと当の本人が傍に立っていた。俺たちの話しをどうも聞かれてたみたいだ。てか、いつからそこに‥
でもこんな近くで見たのは初めてかもしれない。
隣に座ってる桜井が俺ともう一人の坂崎をチラチラ見比べては「まぁ‥似てるっちゃ似てるかもねぇ」なんて呟く。
相手は俺と違って目も大きい。だけども目つきはちょっと鋭い‥な。
「なーに?私が誰と似てるって?」
「え?いや、こっちに座ってる坂崎と似てるなぁ‥っていう話し?」
「そお?あんま嬉しくはないけど」
「なっ‥」
失礼な奴だな。
俺も高見沢もジト目でこの女子に視線を向ける。あんまりいい印象はないな‥
「うるせーな。んだよ急に入ってきて坂崎の悪口言いやがって。女だからってコイツのこと悪く言ったら容赦しねーぞ」
「へー、男が男に守られないといけないんだぁ?」
「あぁっ?そういうことじゃねーよ!」
「そういうことに聞こえるけど?」
「うるせーなぁ!」
高見沢の言葉は嬉しいけど、そう聞こえてしまうのは仕方ないよね‥。実際守られてるんだし。ま、俺はそれでいいと思っているから。
でもバカにされるのはムカつく。
「悪いけど坂崎さん、俺は高見沢や桜井に守られてるのは事実だし申し訳ないなとは思ってる。けど、それをアンタにバカにされる筋合いはないよ。俺はコイツらのこと大事な親友だと思ってるし、もしそれ以上バカにしたら俺は俺の方法でコイツらを守る。例えそれが女子相手だろうがね」
「‥‥ふーん。アンタたちの噂は聞いてたけど予想以上に気色悪いね」
今のセリフで高見沢がカッとなって桜井や高見沢の仲間たちが抑えつけている。
そんな様子の俺たちを見てはニカッと笑顔を向けたかと思うと、彼女は「んじゃ、お互い噂が多いもの同士がんばろーね〜!」なんて言いながらここの教室から立ち去って行ってしまった。なんだったんだろうか‥
「ったく!なんだよあの女!言いたい放題言って逃げやがって!」
「ま、まぁまぁ落ち着けよ高見沢‥!ていうか坂崎さんの言う通りだし‥」
「そうだとしてもムカつくんだよ!なぁ、坂崎ッ?」
「‥うん」
ここは素直に高見沢に同意しとかないと面倒くさそうだから頷いてみせた。高見沢の不良仲間たちも呆れて笑ってるしね。
そして桜井の方を見ると盛大な溜め息をつきながら「はいはい‥」と何かを諦めているようだ。
まぁ確かにさっき言われた言葉たちはムカつくっちゃムカつく。だけど‥最後に魅せたあの嫌味のない笑顔だけは本物だな、って確信した。俺たちをバカにしてる風に見えて、そんな男同士の友情が羨ましいとでも言いたげな表情をしていたのだけは分かった。
‥そんなに嫌な奴じゃないのかも?
「坂崎幸華‥」
同じ学年で苗字も同じ。そしてどことなく似ている顔つきと髪色。
シカト出来る存在じゃないのはなんとなく察してしまった。
❤︎
「ただいまー」
「おや、お帰りなさい❤︎ ‥‥幸華、今まで男子たちと居ましたか?」
「は、はっ?なんでそんなこと‥」
「えぇ、分かりますとも!‥とても固い友情で結ばれた男同士の青春の匂いがしますねぇ」
「はい?‥よく分かんない」
「貴方には分からなくてもいいんですよっ。さて‥帰りましょうか!」
「‥うん?」
☺︎
もしも学生くんたちと幸華ちゃんが同じ世界だったら‥
っていうIfを書いてみたかったんだ‥!
同じ高2ということもあって、もし同じ学校だったらどんな風になってるんだろうな〜って考えるのも楽しいね´ω`
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