女の子ラクガキ

前に描いてたやつを載せるの忘れてただけだ笑

ユキ姉のはただのポーズ練習で描いただけのやつ。幸妃と桜音はまぁ男装組ってことで。幸妃はバリバリ男になり切って振り切っているけど、桜音は見た目と少しの口調が男っぽいだけで中身はしっかり女の子だからちゃんと差別化出来て良かった(´꒫`)

あーあと追記はC!のお話で全2話です。頭の中でクラ高を他の女の子と絡ませようとすると、コイツ全然ちゃんと動いてくれなくて妄想がいつも中途半端になるんだよねぇw

C!のお話書いて桜音と絡ませるとしっかり動いてくれるんだけど、他の子たちと絡ませようとするとなんかすぐサボるからムカつくんよ🤣

女好きではあるけど桜音が一番すぎて動く気ないなコイツって感じです。逆にクラ坂は桜音が他のキャラたちと絡んだ方が興奮するド変態だから、そっちは簡単に妄想出来るのになぁ…本当に真逆の二人だから面白い。この話は性格真逆の男二人の物語だからね、いつも対比は意識して書いてるつもり😗

クラ高にあーだこーだ言うとりますけども、この男がいないとC!の話は全く成立しないしこの男がキーマンだから大事にはするけどね笑

 

キョーミがあるない

 

……え?

なんで桜音が俺の仲間たちと遊んでいるんだ…?

目の前のベッドの上で繰り広げられているのは俺のサークル仲間たちが桜音を囲んで好き勝手にアイツの体を弄んでいること。

仲間たちに性欲という悪意を向けられ、その中心にいる桜音は男たちをただひたすら悦ばせているようにしか見えないし、なんなら桜音自身も楽しんでいるようにしか見えない。両手に肉棒を握っては扱いており、口の中にも突っ込まれて、アイツの胸へと伸びる無数の手や舌。極めつけには下にいる奴の上で跨っては体を上下に揺らしている桜音が俺の視線に気づいたようで、プハっ…と口から棒を離した桜音はこっちを見つめながら「高見沢くんも混ざらないの…っ?」と誘惑の言葉を投げつけてくる。

 

「……え?」

「こっちにおいでよっ。みんなでいっぱい楽しもうよ?…私のこと、もっといっぱい気持ちよくしてよ?」

「な、なに言ってんだよ桜音……。だって俺は…」

「こんなに気持ちいいんならもっと早く私もヤリサーに入っておくべきだったよもう。なんで声かけてくれなかったの?」

「お、桜音…俺はお前のことを…こんな風にしたかったワケじゃ…」

「なんで?私は今楽しいしハマっちゃうでしょこんなの?…ね、お願い高見沢くん。早くこっち来て…?」

「ちが……やめてくれ桜音…!そんなこと言うなよッ…!!」

「君だってヤル気満々なのに今更何言ってるのさ?ねぇ。ここにいるみんなとたーくさんエッチしよ?」

「桜音……ッ」

 

 

「ッ……!?」

バクバク鳴る心臓と嫌な汗をかなりかいているこの体、そしてまだ暗い部屋の天井を勢いよく見つめるしか出来なかったけれど……

な、なんだ…夢か……

そうだよな…桜音がアイツらとヤるなんて有り得ねぇに決まってる。しかもあんなノリノリで男たちを悦ばせて嬉々として男の上に跨っている桜音なんて絶対に有り得ない。坂崎は別だが俺相手でさえ反抗的な態度してるクセに、他の男なんか相手に桜音があんな風に自ら腰振って男たちをご奉仕して好き勝手ヤラせているなんてことはない、絶対にないと言い切れる。

だけど……やっぱり夢だと分かっていても心臓への負担は計り知れなかった。

はぁーー…とデカいため息をついたあと、びしょ濡れになっている服をどうしても着替えたくてベッドから離れてクローゼットへと向かうが、これは悪夢といってもいいのだろうか…。まぁ、こんだけ汗かいて心臓バクバクしているんだから悪夢だわな。

新しいTシャツに着替え、もう一度ベッドの中へと戻るがこういう時に限って夢の内容すぐ忘れてはくれないんだよなぁ。普段夢なんて起きたら案外すぐ忘れちまうものなのに。あーークッソだりぃ〜〜…

「……寝よ」

眠いは眠いから、このあともすぐに眠りにはつけたがやはりどこか上手く眠れていなかったようで、朝起きた時はそれなりに体がしんどかったとだけは言っておこう。

 

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ガヤガヤしている飲み屋の席で一人ボーッとしている俺と、うちのサークルと同じ大学内の他のサークルで合同で飲み会をしている今この場は結構な人数が集まっている。大部屋を取ってもらったのでかなりみんな騒ぎまくっているが、俺は夢のこともあってかやっぱりコイツらみたいに騒ぎたいとはならなかった。

…にしても、飲み会ってこんなにつまらんかったっけ。

男も女も同じ数ぐらいはいるし、あまり交流のないサークルの奴らもいるから普段面識のない奴らもそれなりにはいる。だから狙えそうな女たちもそこそこいるうえに、まだ喋ったこともない人らだって結構いるからチャンスは沢山転がっているはずなのに…なぜかやる気が起きない。会がスタートした時からずーっと同じ席に座ってただ酒飲んでつまんでいるだけだった。

こんなことしてるんなら桜音と坂崎と一緒にいた方が楽しいなぁ…って内心そう呟いているということは、もう俺はコイツらからそれなりに心が離れちまっている証拠なのだろう。こう思う自分に驚きとかはしないが、この気持ちを誤魔化すとかは俺には絶対出来ないもんで素直にこの感情を受け入れているだけだ。だって桜音たちといる方のが楽しいのはマジなんだもん、しょーがねーじゃん。

ここのテーブルは俺を中心に右側と左側でグループが見事に分かれ、両隣は盛り上がっているのに俺はどっちにも属すつもりがなくただ聞こえてくるガヤ声を聞くだけに徹する。会話に入っていきたくねぇ。

金がもったいね〜と心の中で吐き捨て、左肘をテーブルについてボーッと壁に張ってあるメニューを眺めていたら、後ろからやって来た棚瀬と吉田が「どーしたんすか先輩、誰も狙わないンスかぁ??」と周りの声に負けないぐらいの大声で俺に尋ねてきやがった。あ〜もう、うっせーな〜。

 

「だーれもタイプがいねーんだよ。だから狙う気失せてんだろーが」

「えー、誰か狙って下さいよぉ〜!」

「俺たちにおこぼれ下さいってば〜」

「自分でなんとかしろ」

「ひどーいタカミーせんぱーい」

「…あ!あの女はどうっすか?黒髪だから清楚系に見えるし結構良くないッスか?」

「それは吉田の趣味だろーが…」

「いーじゃんせんぱーい!清楚系に見えてどうせビッチとかだったらすぐ寝れるんでいいじゃないッスか〜!お願いせんぱーい、狙ってぇ?」

「めんどくせ」

「お願いしますよータカミーせんぱぁい!」

「…それとも狙えない理由でもあるんすかぁ??」

急に棚瀬の野郎がつついてくるので、仕方なく俺はため息をついてから「分かったよ」とだけ答える。それに対してヤッター!と喜んでいる二人の間にはいつの間にか鈴木も入ってきておりなんにも分かってなさそうなのに一緒になってヤッターとか騒いでいやがる。…はァ、めんどくせぇなぁ。

仕方なく重い腰を持ち上げ、一つ向こうのテーブルの方に座っているあの女をターゲットにしてみせ一応隣の席が空いていたのでさり気なく隣に座ってから「ねぇねぇ、君初めてだよねー」とかなんとかテキトーに声をかけていけば相手もフワッとした笑顔をこっちに向けてきて「うん、初めてなの」と答える。

 

「あんまりこういう飲み会来ないからまだちょっと緊張してる。人数も凄く多いし」

「こんなん酒飲んでりゃすぐ慣れる慣れる。名前なんてーの?」

「あ、私は…」

もちろん名前は聞き取れていたが、この騒音のせいにして「え?聞こえない、もっかい言って?」とわざと口にしてから相手へと体の距離をさり気なく一気に縮めていく。ここで俺から距離を取らない奴だった為、多分押せばイケるなと確信。なのでこの後もかなり口説きまくってその気にさせて、ちょっと二人きりになりたいな〜なんて甘い言葉で囁いてみせると簡単にのってきてくれたから、みんなが騒いでいるうちに俺たちは抜け出してみせた。

ま、お察しの通りこのあとラブホ行って当然ヤりましたとも。

 

⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆

 

飲み会から数日経ち、今日は講義がある日なので大学へ行かなければならない。ダル〜とかもちろん思うけど、まぁ坂崎もいるしなんとかなるだろう、あの豆柴はいてくれるだけでなんかおもしれーし。

大学へ行き、教室へ入ると坂崎の座っている席の一つ間を空けてから俺も席につけば俺の方から「よぉ、坂崎」と声をかければ向こうも「んー」とだけだが、一応軽く返事はしてくれるようにまでにはなってくれた。カバンを置きつつ坂崎に対して「今日桜音いる?」と尋ねてみれば、今日は大学に来ているんだそう。

「サークル?」

「うん。でも今日は撮影とかじゃなくて、ただみんなで喋るだけって感じらしい。だから食堂の方にいるよ」

「あ〜いいなー俺も混ざりてぇ」

「頭イカれてんのかお前は」

相変わらずのツッコミをもらいはするけど当然スルーして、先生が来ちまったのでそっからは大人しく講義を受けるだけしか出来なかった。

そして長いながーい講義を終え、先生も教室から出て行きみんなが帰る支度とかをしている中で坂崎に向かって「帰るん?」と聞いてみるが、案の定桜音がいるので帰りはしないらしい。

「あとで桜音さんとどこかでお昼食べに行く約束してるし」

「俺も行きたいッ」

「…はいはいどーぞ」

「やったぜ」

もう何も文句言わなくなってきた辺り、坂崎も諦めかけているのでそれには全力で甘えさせてもらおう。こういうのは粘り勝ちなんだよ。

「あ、でも俺このあとちょっとゼミの先生に聞きたいことがあっから少し遅くなるかもだけどいいかぁ?」

「卒論のこと?お前ももう手を付けてるの?」

「早めにやっといた方がいいかな〜って。坂崎はもう結構やってるんだよな?」

「うん。なんにも用事ないのに大学よく来るからそういう時にちまちま進めてたからね」

「さっすがストーカー。お前らずっと食堂にいる?」

「多分ね。もし場所変わったら連絡するわ」

「はいよー」

ここで一旦坂崎とは分かれ、また後ほど合流することとなった。


高見沢と分かれたあと、桜音さんがいるであろう食堂の方までやって来てみれば桜音さんとそのサークル仲間さんたちが楽しそうに談笑している姿があったので、俺は少しドキドキしながらそちらへと近づく。すると仲間の一人が俺に気づいたようで、桜音さんに向かって「お迎えが来たぞ」と促していた。そして振り向いた桜音さんが俺を目にすると元気よく名前を呼んで手を振ってくれる。

 

「もうこんな時間かー、時間経つの早いな〜」

「じゃ、桜音たちはデートなんだろ?こっちもそろそろ撤収しますかー」

「だね〜」

そう言ってテーブルの上の物たちを片付ける桜音さんたちは、テーブルが綺麗になるともうここで解散みたいなのでみんなとはそのままバイバイしてから他の人たちはすぐに行ってしまった。なので桜音さんも「どこのお店行く?」と聞いてきたが、高見沢も行きたいらしいよと伝えるとアハハと明るく笑う。

「高見沢くんいっつも着いてくるねぇ!」

「…口を滑らした俺がダメだった、反省する」

「まぁまぁ大丈夫だよ、二人きりの時間なんていつでも確保出来るし今日は三人で食べに行こ!…と言いつつその本人が見当たらないけど?」

「アイツ、ゼミの先生に聞きたいことがあるからそれが終わったらこっち来るってさ」

「わぁ、意外。もう卒論始めるつもりなのかな?」

「桜音さんも早めにやっておいた方があとが楽だよ」

「うーんそれは分かってるんだけどさぁ〜…でもね、なんか面倒くさいというか…」

「まぁ気持ちは分かるよ」

「でも高見沢くんがやるんなら私もやらなきゃね」

そんな何気ない日常の会話をしていたら、いきなり後ろから「あの…」と誰かが声をかけてきたもんだから、俺はめっちゃビビってビクッ!となってしまっていたが、桜音さんは声なんてかけられ慣れているのでその人物に対してすぐに「なに?」と爽やか笑顔で応答していた。なんなんだろうこの差は。

にしても…黒髪が似合う大人しそうな女性だ。桜音さんのファンなのかな?こんなのはいつも通りすぎるので、俺はここでなるべく存在感を一気に消す方を選ぶのだが、今目の前にいる人は桜音さんのファン…って感じの雰囲気ではなさそうだ。ん?

 

「今、高見沢くんの話しをしてたよね…?」

「うん、してたよ。彼がどうかしたの?」

「あの…私、高見沢くんのことがちょっと気になってて…。確か桜音ちゃんって高見沢くんと凄く仲がいいのは知ってたから、何か聞けたらいいなぁと思って」

「…えっ!?」

「マジすか…」

思わず俺も呟いちまったが、あんな奴やめておいた方がいいんじゃないんですかねぇ…?とは言えず、俺は桜音さんと少しだけ目を合わせてみせるも桜音さん自身もなんて答えていいのか分からなさそうにして困っているようだ。そりゃそうだよな…困るよな…

「な、何を知りたいの?ていうか私と高見沢くんって、正直仲がいい期間もまだそんなに長い訳じゃないし彼の全部を知ってるとかでもないよ?」

「でも桜音ちゃんと一番仲がいいイメージだったから…。それでさ、高見沢くんって今彼女とかは本当にいないんだよね?」

「うん…まぁ、いないよ?でも女癖凄く悪いのは本当だからあまりオススメしないというか…」

「それはもちろん分かってる。というかこの前彼に恋愛する気はないし、好きになられても困るって言われちゃったから…だから始めは友達からでもって思って。高見沢くんと一番仲良くしてる桜音ちゃんなら何か方法でも知ってるのかなー?と思って聞きたかったんだよね。どうやって友達になれたの?」

「うーん……脅す、とか?」

「脅す??」

「ごめん、なんでもない」

本当のこと言ってどうするんだよ桜音さん……

でも流石に何もツッコまないでおく。

「どうやって仲良くなったかって言われてもなぁ…。彼の方から付き纏ってくるしか方法はないんじゃない?私も幸二もある日突然彼の方からウロウロされて、そしたらいつの間にか仲良くなってたって感じだし。ねぇ、幸二?」

「う、うん…。別に俺も仲良くしたいなんて一切思ってなかったのに、向こうが勝手に近づいてきては俺のパーソナルスペースぶっ壊してきやがったから仕方なく一緒に連んでるだけだし…」

「じゃあ高見沢くんに興味持ってもらえればいいってこと?」

「簡単に言えばそうなるのかなぁ?」

「分かった、ありがとう。努力してみる」

「本気で高見沢くんのこと好きなの…?キッカケは?」

「この間結構大きな飲み会があって、その時に高見沢くんの方から凄くグイグイお誘いされちゃって。噂はもちろん知ってたし始めは断るつもりだったんだけど…」

「えーっと、まさか…?」

「うん、そのまさか。正直私もめっちゃビックリしてるし、あんな遊び人の彼に惚れるなんて有り得ないって言い聞かせていたんだけど…だけど高見沢くんが優しくしてくれたせいでどうしても忘れられなくて。でも、する前から高見沢くんには恋愛は興味ないし好きになられても困るって宣言されてたから何も言えなくて…でも行動せずに終わりたくないって思っちゃったから…」

「ちょ…っ、ちょちょ!まって!仲良くしてる私が言うのもアレだけど、やめておいた方がいいよッ??というか彼は今本当に恋愛する気ゼロだから可能性なんてミリもないよ?もし仮に付き合えたとしてもあの人遊ぶのやめないと思うから苦労するのは貴方だよ!?」

「そっかぁ…。じゃあせめて好きって打ち明けるだけでもダメかなぁ?」

「うーん…それくらいならまぁ…?どう思う、幸二?」

「伝えるくらいならいいだろうけど、多分思ってる反応とは全然違うすげードライな反応するだろうから傷つく覚悟があれば告白するのもアリなんじゃないかなぁ…?」

「傷つく覚悟かー…」

「それが嫌ならやめておいた方がいいと思う」

多分アイツの場合、桜音さん相手にはめちゃくちゃ必死になるし大事にするんだろうけどそうでもない女性だと面倒くさいっていう感情しか出てこないだろうからなぁ。アイツ常に面倒くさいとしか言わない奴だから、きっと告白されたところでウゲーって顔して心ん中で面倒くせーとしか思ってないだろうしどーせ。うーん、アイツの心理なんてどーでもいいのになぜか分かるようになっちまってるわ。最悪すぎる。

相手の女性は少し考えていたけど、自分の中で答えが見つからないのか「ちょっと保留にしようかな…」と悩ましい表情をしながらも無理やり笑っていたのがなんだか切ない。ていうかやっぱアイツって本当にモテるのな…。この人もなんで高見沢がいいんだろう。

ここでこの人とはお分かれし、桜音さんと二人で「さて、どーしようか」という雰囲気になった時だった。タイミングいいのか悪いのか分からんが、高見沢がやって来てしまったので取り敢えずは今あったことは隠して三人でご飯食べに行くことにした。

 

桜音さんが行きたがっていた目的のカフェに着き、少し待ったけどすぐに案内されてしまえば暫くはここに居座れるはず。そして桜音さんが席に座ると同時に周りの女子たちの視線が桜音さんへと向けられるけど、桜音さんなーんにも気にしていなさそう。いつものことすぎて慣れてるだけだもんなぁ。かく言う俺も高見沢もこの視線たちには慣れているのでもう何も言わなくなってきた。

好きなものを各々注文して、対面に座っている高見沢を二人してジッ…と見てしまっていたからか、高見沢はなんか不機嫌そうにしながら「なんだよ」と返してくるが、切り出した方がいいのだろうか…

うーん、とお互い口に出さずに悩んでいるとまた高見沢が「お前らまで俺の居場所を居づらくすんな」とどこか寂しげなツラしながらそんなことを言ってくるもんだから、いつもの様子とは何かが違うせいであれ?となった俺と桜音さん。その意味深なセリフに答えるのは桜音さんの方で「別にそういう訳じゃないよっ?」と慌てて否定してくれていた。

にしても…今のセリフからすると、コイツもしかして自分の元いた居場所から本当に距離を置きたい感じなのか…?それほどまでに俺たちといる方のが心地いいのかね?

 

「じゃあなんでおめーらさっきから俺のこと変な目で見てくんだよ。言いたいことがあるならハッキリ言えよ」

「えーっと。高見沢くん、この間大きめの飲み会に参加した?」

「あぁ、したぜ。それが何?」

「誰か女の子持ち帰った?」

「持ち帰った」

「ですよね…。その子がさっき私たちのところへ来て君のことを好きになっちゃったけど、どうしたらいい?っていう相談をされたんだよね」

「ああぁーーーッ!だから面倒くさかったんだよあの女ぁッ!」

急に態度悪くするから何事?と思ったが、俺はまだ一応黙ってる。

「え、何があったのさ?」

「どーもこーもねぇよ!アイツ清楚系ビッチかと思ってたのにマジでただの清楚系だったみてーで処女だったんだよ!」

「そ、それが何…」

桜音さんがすっごい変な顔して高見沢見てるのだけは面白い。

「遊び慣れてる女ならワンナイトしてもまだ惚れられる率低くていいんだけどよぉ、初めてだと俺に対して特別感が増すから惚れられやすいんだよ。だから処女はイヤだって言ってんの!」

「あ、そう…」

桜音さんめっちゃ引いてて笑える。でもまぁ処女厨よりマシだなとは男の俺はそう思う。高見沢擁護したいワケじゃないから言わんけど。

「でもさ、あの子本気で高見沢くんのこと好きそうに見えたんだけど…付き合ったりとかはやっぱり考えたりしない?」

「ないね。今は誰とも付き合う気ねーもん、やだよッ」

腕組みしてふんぞり返ってやがるのは腹が立つ。

「だったらさ、その子が君に想いを伝えるだけとかならどう?好きっていう気持ちをちゃんと言葉にして伝えたいみたいだし、それくらいならいいんじゃないの?」

「それで本当に吹っ切れてくれるんならいいんだけど、それを口実に俺に近づこうっていう魂胆なら絶対にムリ」

「そんな魂胆はないように見えたんだけど…。どう思う、幸二?」

「いや〜どうだろう…。俺はあの子が雰囲気的に執念はありそうな気もした」

「えーホント?私はあんまりそうは見えなかったんだけどな〜」

「っは〜…。アイツ、ヤる前に俺が恋愛興味ないって言ってたの覚えてないんか」

「いや、覚えてるみたいだったよ?だけど何も行動せずに終わりにしたくないって言ってたから、君に本気なんだと思うよ?」

「んもぉー、宣言した意味ねーじゃん…」

頭抱え込みたそうにして、今にもウガーーッ!!って言い出しそうな高見沢をよそに、運ばれてきた料理たちを優先して俺たちはお昼を済ます。

 

一応高見沢に伝えることは伝えたので、あとはコイツがどういう答えを出すかだけだ。こればっかりはスルーせずに、桜音さん伝いでもいいからちゃんと相手に気持ちを示しておかなければ後々もっと面倒くさいことになるのは本人も分かってそうなので、俺からは特に何か言うことはないかな。

お店出てからなぜか流れでラブホ行くことになってしまったが、コイツの精神状態どうなっとるんだってツッコミたい気持ちでいっぱいだよ俺は。

だけど桜音さんもあんな話しをしたあとだったけれど渋々了承してくれたので、三人で意味深な休憩をすることにした。

 

 

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