シマエナガの日

朝ラヴィットで田村アナが「今日はシマエナガの日です」って言ってたから「ほう…🤔」と思い、なんか勢いで描いちゃった😂

シマエナガな三人(・▲・)ピッ♪

THETIME、もちょっとだけ観てるからシマエナガちゃんの歌が頭に流れながら描いておりました笑

てことで桜井さんお誕生日おめでとうございまーす⋆⸜✩𝙷𝚊𝚙𝚙𝚢𝙱𝚒𝚛𝚝𝚑𝚍𝚊𝚢✩⸝⋆

シマエナガの画像見る為にピンタレストで検索した瞬間、本当に可愛すぎてガチで「かわいっ…♡」って言っちゃうぐらいシマエナガって可愛いよね😂笑

てことでぇ、追記は昨日の続きです😌

 

 

平行世界の君2

 

なにが起きている?

今目の前にいる二人が…高見沢と桜井じゃなくて、シュンとマサの記憶を呼び起こしてしまった二人だと思うとやはり恐ろしい。あの時の記憶が蘇ってくるからだ。

目の前にいる二人をそのまま見つめていると……

 

「クソっ…!なんだよコレ…。頭がボーッとする…」

「ここは……なんだ…」

状況を理解し切れていない二人が幸介とやらに胸ぐら掴まれているのすらも曖昧そうにしていると、幸介が急に二人をグッと押し返してしまえば高見沢も桜井も床へと叩きつけられてしまって尻もちついちまったようだ。

そのせいで二人は痛がっていたけど、ようやく状況が飲み込めてきたのか高見沢の方が幸介を見上げるとハッとした顔をしながら「幸介お前……なんでここにいやがるッ…?」と、物凄く驚いたような表情をしてはそんなセリフを発する。

…つーことは、やっぱり今の二人はシュンとマサの記憶が蘇ってしまっているということか。

 

「俊テメェ、マジでふざけんなよッ!?幸姉さんのことを好きなテメェならきっとあの花街から救い出してやれると思っていたのに…!!何死んでんだよクソがッ!!」

「…ッ!わ、悪ぃってば幸介…!!俺だってやれることはやったつもりだぞ…!?」

「なのにテメェはこの男に殺されやがって…!!おいっ!そこの花魁の妓楼の男!」

「……賢だ」

「おい賢!テメェも姉さんをよくも好き勝手扱いやがってくれたなぁ!?姉さんの体、お前のせいで死ぬ寸前だったんだぞ!?お前のせいで姉さんの体はまだ回復し切っていないんだからな!?」

「……なんの話しだ」

「うるせぇッ!!テメェら二人とも今ここで死にやがれ!!」

「!?」

「お前…ッ」

「こ、幸介!?」

またどこから取り出したのかは知らんけど、コイツの両手には今拳銃が二丁そこにある。

ビックリしすぎて俺は声も出せなかったけど、高見沢と桜井……もとい、シュンとマサはそんな拳銃を突きつけられたとしても二人はあまり恐怖に怖気付いてはいないようにも見える。流石にユキは幸介に対して「何してるんだい!?」と怒鳴ってはいるけれど。

「この世界じゃ銃は違法だ!バレたら捕まるぞ幸介!」

「ふーん。でもこの家って防音じゃないの?確かこっちの世界のシュンとマサは有名なミュージシャンかなんかなんでしょ?当然この家も防音なはずだから拳銃の一発や二発くらいどうってことないでしょ?」

「バカっ!!そういうことじゃないだろ!もうやめなさい幸介!二人は俊と賢さんじゃなくて、今は高見沢さんと桜井さんとして生きているんだ!二人が殺されたと分かったら悲しむ人たちが大勢いるんだよ!」

「…知るかッ。俺はお前ら二人のことを死ぬほど恨んでるんだよ…!!たった一人の大切な家族を酷い目に遭わせ続けたテメェらには心底反吐が出る!!お前らなんか死んで当然だッ!!」

「幸介っ!」

「……幸介、」

この男は…

もう一人の俺は……

本気でユキのことを大切に想っている、ユキにとっても唯一の家族なのか…

この男の叫びを見続けていると、途端に込み上げてくるものが襲ってきて思わず共鳴しそうになるくらい幸介の心の痛みが伝わってきてしまう。

 

「わ、悪かった幸介…。だから銃を向けるのはやめろ…!」

「お前が姉さん救うのを失敗したせいで…!」

「……甘いんだよ、お前は」

「えっ…?うゎッ!?」

唐突にシュンの目がすうっと勢いよく冷めた目付きになったかと思うと、座り込んでいた今までの体勢を持ち直したかと思いきや、幸介がシュンに向けて持っていた拳銃目掛けてガンッ!と思いっきり足蹴にしては油断していた幸介の握っていた拳銃はあっという間に宙を舞い、そしてその飛び上がった拳銃を一瞬にしてシュンはバッと奪い取ってしまっていた。

は、はや…。なんだ今の早業…?

そしてシュンが幸介から奪った拳銃を幸介に向けては手元でガチャンとなにか弄っている。ほ、本物なんだよねぇ…アレ?

「銃の扱い慣れてないのが一目瞭然だよ。セイフティが外れてないぜ幸介?」

「くっ…」

「脅しにも慣れていないんだろお前?」

「…うるさい」

もう一つ手に持っている拳銃のセイフティを慌てて外そうとしている幸介だが、ユキに「もうやめろ!」と止められてしまえば幸介も大人しくするしかないようだ。

「俊、やめておくれ!幸介はウチにとってのたった一人の弟なんだから…」

「…知ってるよ?幸姉がこの男に買い取られたあとに産まれたんだから、当然俺と幸介は顔見知りだよ?」

「アンタそれ知ってたのにウチに言わなかったのかい…?」

「コイツに口止めされてたもんでね。いきなり弟が出来たなんて言われても幸姉だって実感湧かないだろうし本当なら幸姉連れ帰った時にコイツと会わす手筈だったんだけどな…」

「だけどお前は姉さん取り戻すのに失敗した。だから俺があの時幸姉さんと偶然会わなければ俺と幸姉さんは二度と会えなかったんだぞ!?姉さん川に飛び込んで死ぬところだったんだからな!?」

「……。」

シュンが銃を下ろしたかと思うとアイツは「幸姉と二人きりにさせろ」と静かに重く口を開く。だから俺が「それは出来ない」と言い切ってみせると、またもや銃をこちらに向けてきて威嚇する。だけどその目は本気で俺を憎んでいるかのような目ではないのだけはなんとなく伝わってきてしまった。だから撃たれないとは思いたいんだけどな…

 

「うるさい。全員出てけ」

「お前とユキを二人きりになんてさせたらユキに何仕出かすか分からんだろうが」

「酷いことはもう何もしない。……頼む、お前を撃ちたくない。この家から出てってくれ」

「シュン…」

「頼む……」

トリガーに人差し指を掛けてはいるものの、アイツは俺を撃つ気はやはりないらしい。しかもそんな苦しそうな目で頼むなんて言われちゃあ俺はそれを聞くしかなくなるじゃないか…

ユキにチラッと視線を向けてみせるが、なぜかユキは俺の目を見ずにふいっと逸らしてしまう。

あぁ…そう。お前がそういう答えを出すのなら俺はここから出るしかない、か。

すると今まで下らなそうに俺たちのやり取りを見ていたマサが急に立ち上がったかと思うと、奴は「勝手にやってろ」とだけ吐き捨ててこの部屋からすぐ様出て行ってしまうところだった。

「お、おいマサ!どこ行くんだよッ?」

「……俺は桜井だ」

「え?ちょっと…!」

リビングのドアに手をかけて廊下へ出て行ってしまったマサだけど、今の言葉の意味ってなんなんだろうか…?

全員でマサの後ろ姿を見つめるしかなかったのだが、隣にいた幸介が「幸姉さん、薬だけ受け取って」と呟くのでそれに気づいたユキが「あ、あぁ…!」と慌てて薬とやらを受け取る。

「姉さんお願いだからちゃんと約束守って。姉さんの体力や力が弱まるとコイツらを抑えつける力も弱まるんだからちゃんと薬飲んでもらわないと困るんだよ。こんなにも近くに一緒にいるんだから俊も賢も…それに姉さんも強く引かれ合うんだから気をつけないと」

「ご、ごめんなさい…」

「ま、今回は俺も二人に言いたいことがあったから敢えて二人に出てきてもらったから別にいいんだけどさ」

良くはねーよ…、なんて心の中でツッコむしかなかった。

「おい俊。テメェ姉さんを傷つけたらお前の存在自体全部消し去るから覚悟しとけよ」

「…やってみろ」

「はっ、タイムリミットまでせいぜい苦しめ。姉さん、なにかあったらちゃんと俺に連絡してね?絶対だよ?」

「分かった」

そう言うと幸介がなぜか俺の腕も取ってこの部屋から強制的に出ることになっちまったが、最後にチラッとユキを見やるとユキも俺のことを見つめてはくれていたけどそれ以上のことは何もしてこなかったし何も言ってはこなかった。

今回は俺の負け…か。

なんだか虚無感しか残らなかったけど、もう一人の自分と一緒に高見沢の家を出てからまだどこかに居るであろうマサを追いかけてみせる。慌ててエントランスの方までやってこれば、マサがギリギリそこに居たので「おいっ!」と俺が呼びかけてみせると一応はピタッと足を止めてはくれた。だから俺が「マサ、ちょっと話しがしたい」と呼びかけてみるもまたアイツは「俺は桜井だ」と頑なに自分の存在を認めない。なにか気を遣われてるのか…?

 

「シュンよりかはお前との方が話しが通じそうだなと思って…。ちょっとさ、そこら辺の喫茶店にでも行かないか?」

「しつこいな。俺は桜井だって言ってるだろ」

「桜井はそんな喋り方しない。お前はマサだろ?」

「……。どこ行くんだ?」

クルッとこちらを振り向いたマサはどこか諦めたかのようはツラをしながら俺たちのいる方を見てきたけど、なにも考えてなかった俺は「あぁ…えっと…。そこら辺の喫茶店で…」としか答えられずにいると、アイツはフッと優しげな笑みを見せつけてきたかと思えば「大丈夫だよ坂崎。俺だから」と不思議なことを口にする。

「…?本当に桜井なの?」

「あぁ。凄く…不思議な感じだよ。まぁ立ち話もなんだし行こっか」

「う、うん」

「でも雪降ってるから…歩いて行こう」

「そう、だな」

いつの間に雪なんて降っていたんだろう。今日雪予報じゃなかったはずなんだけどな?

すると目の前にいた桜井?マサ?がポツリと「あの日も雪だったな、そういえば…」と外を眺めながら呟く声だけは聞こえてきた。あの日って……あの日のことだよな?

そう思いながらも隣にいた幸介に「一緒に行くか…?」と尋ねてみせると、コイツは鋭い目付きで「当たり前だ」と返すだけ。

俺はコイツが桜井とマサに対して暴力やら振るわないかを見張ってないといけないので、暫くは行動を共にしよう。多分きっとコイツもユキのこと本当は心配で仕方なさそうな態度をしているし、気が気じゃないのを必死に隠し通そうとしているのがなぜか伝わってきてしまうからだ。

平行世界の俺だから共鳴し合ってしまうのかな…?

なんにしても不思議なメンツで近くのどこか話し込めそうな店を探し、そしてそこで俺の知らないコイツらのことを語らうことになるのだろう。

 

𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄

 

俊が幸之助たちをこの家から追い出してしまったので今はウチと俊と二人きり。

最後に幸之助がウチのことを見ていたのは分かってはいたけど……なぜかあの時ウチは幸之助に対してなにも言えなかった。

ごめん…幸之助。

すると俊が「幸姉、その薬飲むの?」と尋ねてくるので「うん」と答えるしかない。

「でもその薬飲んだら幸姉僕のこと抑えつけるんでしょ?さっきの幸介の言い方からしたら」

「だけどウチこれ飲まないと体がダメになってしまうんだよ。それでも飲むのを止めるのか?」

「……。ごめん、飲んでいいよ。水取ってくる」

「ありがと、俊」

そう言うとキッチンまで行ってしまった俊だけど、すぐに水の入ったコップだけを持ってきてはこっちに戻ってきてくれてそのコップを手渡してくれた。なので幸介からもらった薬を口に放り込み、それを水でゴクッと一気に喉へと流し込んでみせた。

そして飲み終わったウチを見ていた俊がウチの手を取りソファーの上…というか、ソファーに座っている俊の脚の上に座らせようと無理やり誘導してくるのでウチは彼の上に強制的に座るしかなかった。ちょっと…恥ずかしいな、なんか。

照れてしまったウチを見た俊がウチの頭を撫でながら「幸姉可愛い」と、本当に愛おしそうな顔をしながらこちらを見つめてくるその目に少しドキドキもする。

 

「いつぶりだろう、幸姉に会えるの…。とてつもなく長く感じたよ」

「…出てきちゃダメって何度も言ってあっただろ。今高見沢さんはどこにいるんだい?」

「人格が多分交代しているんだと思う。アイツの声が今届いてこないから」

「そうか…。にしても俊、アンタ幸介のこと知ってたのになんでずっと黙ってたのさ…!」

「さっきも言ったけどアイツに口止めされてたんだから仕方ないでしょ?」

「というよりウチの弟とまさか知り合いだったとは…。幸介もそんなこと一言もウチに言ってこなかったのに…」

「僕に恨みでもあるんじゃないの?そしてこの日を狙ってアイツは僕たちの前に現れたってところでしょどうせ。…多分アイツは僕と賢を許さないし嫌ってるだろうからな、きっと」

「あの様子じゃあ本気で俊と賢さんのこと嫌っているだろうな…」

「ま、僕もアイツとの約束果たせなかったし当然っちゃ当然か。…にしても幸姉の体は大丈夫なの?どうなってるの今?」

「えっ?あ、あぁ…。あの日俊と賢さんの記憶を封じ込めた日にウチ一度こっちの世界から元の世界へと帰ったんだよ。幸介がウチのことを助けてくれたお陰で暫く向こうで生活しててな、ウチ…体がもう壊れる寸前だったらしくて…。だからずっと療養してたんだよ、幸介に助けられながら。あのままでいたらウチ、多分死んでたかもしれん。だから幸介がウチを助けてくれたのにも感謝しているし、またこっちの世界に送ってくれたのは有難いんだけど…。さっきの本音を聞いてしまったらウチどうしていいか…」

「アイツは幸姉さえ生きてくれてたらそれでいいんだよ。ねぇだから幸姉はずっとこっちにいて。僕から離れないで。もう二度と酷いことはしないって約束するから僕の傍にいて欲しい。お願いだよ幸姉…」

「俊…」

「この男の中から幸姉のことを朧気ながらも見えてたんだ。最近僕の傍にいてくれて嬉しかった。僕のこと気にかけてくれて嬉しかった。昨日も泊まりに来たいって言ってくれて本当に嬉しかった。会いたかった…、ずっとずっと幸姉に会いたかった…!僕は今幸姉とこうして二人きりで過ごせて幸せだ…っ。ごめんね…、本当にごめんね幸姉…!ツラい思いばっかさせてしまって本当にごめんね…っ」

「…うぅん。ウチもずっと俊の傍にいてあげたかったから…だからまたこうして会えたのが嬉しいぞ」

「良かった…前みたいにまた拒否されたらどうしようかと思ってたから安心したよ。あの時はごめんね幸姉。僕の気持ちを一方的に押し付けちゃって…本当に最低なことばかりしていたよね僕…。幸姉の気持ち考えてあげられなかった…。だって突然現れた愛おしい人なんだよ?会えるはずもないと思っていた…ただの記憶の中の存在でしかないと思っていた人が目の前に現れたらつい……」

「分かってる、大丈夫だから。ま、まぁ確かにあの時の俊が本気で恐ろしかったのは否めなくもないが…」

「ご、ごめんね」

「もう平気だ。全て知っているから…俊がウチのことをどれだけ想ってくれていたのかなんて、もう分かっているから」

「幸姉…」

俊の膝に乗っていたウチの体を彼が一度軽く抱き上げたかと思いきやそのままヒョイとソファーの上に組み敷かれ、いつの間にやら上にいる俊とはバッチリと目が合う。

そして優しく「キスしていい…?」と尋ねてくるのでコクンと小さく頷いてみせたその数秒後、俊が自分の唇をウチの唇に押し当ててくると妙にドキドキしてしまっている自分がいた。前回俊とした時、こんなにも心臓は鳴っていなかったはずなのになんで今日に限ってこんなにもドキドキするのだろう?

やっぱりウチはこの子と結ばれる運命になっていたとでもいうのだろうか。

ウチは俊とならまだやり直せるのか…?

いつまで経っても振り向いてくれない幸之助を待っていても仕方がないのかもしれない、なんて諦めにも似たような気持ちを持ち始めてしまったのは今目の前に俊がいるからだろう。彼の影響が大きすぎたのかもしれない。

重ね合っただけの唇の隙間から侵入してくるのは待ちきれないと言わんばかりの俊の熱い舌。ぬるんとウチの口内を犯すその舌に幸せすら感じてしまうのはやはり俊が一途すぎるくらいにウチのことを想ってくれている証。

アンタが高見沢さんの姿をして毎日のように傍にいられると思うと嬉しいと同時に寂しさももちろん押し寄せてくる訳で…。ウチを花魁から脱してくれようとあれだけ奮闘したにも関わらずウチのせいで死なせてしまったのをずっとずっと心苦しく思っていたから…だからアンタの傍におれてウチも罪滅ぼしが出来ている気がして離れられなくて、高見沢さんに迷惑ばっかかけてしまっていたのに…

今目の前に本物の俊がいるのを知ったせいで、もう二人でこのままどこか消え去りたいとほんの少しだけそう思ってしまったウチは本当にこの世界にいる意味があるのだろうか?

ウチの本当の居場所はこの世界なんかじゃない。

 

「……んっ」

「幸姉、大好きだよ。愛してるよ」

「…ありがと、俊」

「そこは…愛してるって言ってくれないんだね」

「……。」

「いいよ、愛してるって言わせてみせるから」

「あっ…、ちょっと…!」

「最後まではしないって約束するから。ね?」

「……っ」

「どうしたの?」

「…薬、飲んだから……今日だけなら、最後まで…出来るぞ…?」

「え…?ホント…?」

「ホント…」

「い、いいの?僕でいいの?」

「……。」

うんって言えない自分が憎い。

ウチの反応を上から見ている俊が「答えられないなら答えなくてもいいよ」と微笑んでくると同時にウチが着ている服の下から右手を滑り込ませ、そのままブラの上から優しく揉みしだいてきてはもう一度深い口付けを与えてくれる。まるで、何も答えなくてもいいからとでも言っているような仕草。

ちゅっ、ちゅく…と幾度と鳴るリップ音。ブラの隙間から侵入してくる太くて硬いその指は、ギターを弾いているからそんなにも硬いのだろうか…とふと思ってしまい、この体は…高見沢さんのものだということにまた気づく。

「……。」

ダメだと分かっているのに何も言わない。

続けられる厭らしくて愛おしい行為に、思わず体がヒクンッと反応してしまったけれど俊が「可愛い」と耳元で目一杯甘く囁いてくれるせいでなぜか泣きそうになってしまった。

胸の刺激も程よく与えられ、次第に下へと伸びてきたもう片方の手をほんの僅かながらにも受け入れるのを迷ってしまい、両脚で侵入されるのを防ぐ為に軽く閉ざしてしまったけれど「いつもしてるでしょ?大丈夫だから」という誘惑の声で結局は許してしまう。

 

「めちゃくちゃ濡れてる、嬉しい。感じてくれてる証拠だよね?」

「……う、うん」

「はァ…幸姉ホントに可愛い。大好きだよ、僕の愛おしい人。いっぱい気持ちよくさせてあげるからね?」

「っ……」

「そんなに恥ずかしがらないで幸姉。いつもこの男としてる行為なんでしょ?だったら気にすることないじゃん」

「それは…違うぞ。改めて俊とこうしているんだと思うとなんだか不思議で…恥ずかしいやら嬉しいやらの気持ちが出てきてウチにもよく分からんぞ…」

「そうなの?…ヤバい、めちゃくちゃ嬉しい。僕を男として見てくれてるって意味だよねそれ?」

「わ、分からんが…」

「意地張らなくても沢山気持ちよくしてあげるから。ね?」

「ちょぉッ…!?」

グイッとズラされた下着と共に、グインッと両脚を持ち上げられたかと思えばウチの顔の近くまでグッと膝を近づけさせ、嫌になるくらい俊の顔が見えやすい位置までこられると、そのまま俊はウチの一番恥ずかしい箇所をなんの躊躇いもなくチュウゥッと吸い付き、そしてその熱い舌でチュクチュクと卑猥な音を立たつつ中指をウチの蜜壷の中へと押しやっては切ないくらいの刺激でウチをおかしくさせようとしてくる。

「まって…!!ソコはやだっていつも言ってるだろ…!?」

「どうして?気持ちいいでしょ?」

「きも、ちぃ…けどぉ〜…!」

「素直になりなよ幸姉。気持ちいいこと沢山してあげるって言ったでしょ?」

「っ〜〜…!あうぅッ…!まって、ホントにムリッ…!?」

「ウッソだー。こんなに足ピンさせちゃってるのに?体は誤魔化せてないよ幸姉」

「あぁッ…まっ…!ッ〜〜…!!」

与えられるヌルヌルとした舌が小さな充血した部分がどんどん膨らんできて、舐められる度にヒクンヒクンとよがってはもどかしくなる腰つきをどうにもすることが出来ず、そして彼の太い指が一本に留まらず二本も入ってきてしまいウチのお腹の中のいい箇所をいとも簡単に探り当て、まるで内側から抉られているかのような感覚と共に強い果てしない快楽が次第に押し寄せてくるのが分かる。

開きかけた甘美の扉を無理やりこじ開けようとしてくる俊の舌先と指先に翻弄され、すぐそこまで襲いかかってきそうな法悦という濁流が解き放たれた時、ビクンッ!!と大きく震わす全身を見た俊がウチの変化を見逃すはずもなく、空いていた左手でガッシリウチの右脚を掴むと止めることなく強い刺激を与え続けてくる。

 

「あぁッ…!?やだぁぁあッ!!俊、まって…!お願い…!!」

「イき続けて幸姉」

「やめてッ…!あぅうッ…!?」

どんなに体を大きく反応するところを見せても俊の舌先と指の動きが止まらず、そのせいでずっとビクビクし続けるしかないウチを下から眺めているであろう俊がとても嬉しそうにウチの体を愛でている。

だめ…ダメっ!それ以上続けられるとおかしくなるッ…!?

「ううぅぅッ!?」

もう一度ビクンッ!!と大きく体を強制的に跳ねらすことしか出来ずじまいだったけれど、そこでようやく俊の動きが止まってくれた。よ、良かった……

「はは、無様にイっちゃったね幸姉」

「うーー……」

「でも大丈夫、めちゃくちゃ可愛かったよ幸姉」

「ばか…」

顔を真っ赤ししては大きく肩で息を吸っては吐いたりしているウチをようやく顔を覗き込んできた俊だったが、涙目になっているウチを見てとても満足そうにニコッと微笑みながらウチの額にチュッとキスを落としてくれた。

そして今度はウチの着ていた服を脱がしてきた俊であったが、彼はウチの着けている首元にあるものを目にした瞬間ものすごーく恐い目をしてきては「ねぇ…」と声をかけてくる。

 

「な、なんだ?」

「そのネックレス……坂崎からのプレゼント?」

「うん…そうだが」

「……取って、それ」

「えっ?」

「見たくない。そのネックレス取って幸姉」

「わ、分かった」

俊が嫌そうな目でそんなことを言ってくるので、慌ててウチは首にいつでも着けていたネックレスを取ろうと両手を首の後ろに持っていったその時だった。

パッとウチの手を咄嗟に取ってきた俊の手はまるでネックレスは外したらダメとでも言っているかのような強い力。

どうしたんだろう?と思い上を見つめてみると、俊が顔を俯けては全身に力を入れながら何かに抵抗しているかのような姿が映し出される。俊…?

 

「取っちゃ……ダメだ…っ」

「えっ?」

「ユキちゃん、そのネックレスは取っちゃダメだ…ッ!」

「た……」

 

高見沢…さん…?

 

 

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