今月は結婚記念日だもんで美味しいご飯食べに行ってきました♡
∈(・◎・)∋ ウナギー
初めて行くお店だったけど美味しかった!ちゃんと鰻もカリッとしてて合格点あげたい🤣
こちらは関西風なので鰻は外カリッカリの中フワッが当たり前なので、このカリッと感がないと私の中ではナシになってしまう。関東風のフワフワ鰻は全く食べたいと思いません🤣
左側はお肉だけど、いいお肉すぎて脂凄くて後半ちょっとキツかった…。牛も豚も脂は程よくのが好きだもんで…🫠
さて久しぶりにシンデレラ書いてました。遂にシン棚の大事なモノがーー…!?w
でも女の攻め、男の受けって書き慣れなさすぎて難しかったです笑
こんなんでいいんですかねーー??🤣
そんでもってシンデレラのお話もよーやくここまで持ってこれたって感じです…!ここから先は、だいぶ前にラストまでの構想をメモってあるのであとはそこへと繋げて全て書き切ることだけなんです…!
もし書く気力がみなぎってきたら、多分一気に書きますんでその時はあんまりここに出てこないと思いますが、なんか更新ないと思ったら書いてるかもしれません。いつになるか知らんけど🙄笑
貴方に指輪を、、
坂さんが手に持っている黒くて長くて太い物が彼女の腰周りに装着されるところを眺めている私は一体なんなんだろうか……
そんな見慣れなさすぎる坂さんの姿を見てしまえば思考は停止しかけているが、坂さんは「これでいいのかなぁ?」なんて聞いてくるけども私が正解知ってると思います??
「どーよ?」
「どうって言われても…」
坂さんのソコから……男性器が付いてると思ってしまうようなこの姿を見て、私はどうすればいいんだろう。
そして有無も言わさず「ほい、後ろ向いて」と言われてしまえば最早慣れたように両手と両膝をベッドにつけて坂さんに背を向けるだけ。未だにバスローブ着せてくれるから有難いっちゃ有難いんですけどもね…。うん、感謝するとこが違う気がしなくもないけどこれは坂さんの優しさだと思って口には出さないようにしている。だって口に出すとバスローブすら回収されそうですもん。
「痛かったら言ってねー?」
「はい…」
さっき指と玩具でだいぶほぐされてるので大丈夫だと思いたい…が、いざピトッと充てがわれると思わずヒクンッと反応してしまうのは素直なのかバカになってしまったのか分からないこの体に、ゆっくり…ゆーっくりと異物が挿入されてくる感覚がしてきた。
少し痛そうな声で「っ…」となってしまったせいで坂さんが優しく「大丈夫そ?」と聞いてくるが、そんなところで優しさいりません…!
とか思っていると、ズプンッと先っぽら辺が中に挿入ってきたのが分かるがまぁまだ平気だ。色々慣らされてしまっているからこれくらい序の口だろう。「大丈夫です…」と答えてみせるとまた更に奥へ奥へと挿入ってくるこの圧迫感はやっぱり苦しくも感じる。だけどそんな私のことなんか気にせず坂さんは私のお腹の中へと深く沈み込ませていくだけ。
「よし、多分大体挿入った」
「処女相手なんで優しくして下さいよ…」
「もちろん。処女には優しくしてあげなきゃねぇ。あーでも俺が棚瀬の初めて貰えてホント嬉しい。…マジで嬉しい」
「それなら良かったですぅ…」
坂さんが今どんな顔しているのかだなんて見たくもないけど、早速腰を動かし始めてくるがやはり彼女も女というだけあって腰使いに慣れてないのが分かってこんな時にでさえちょっと可愛いだなんて思ってしまった。
ゴソゴソと腰を動かしてはいるが「こんなんでいいのか?」と独り言を呟いていたりするものの、口出すともっと調子にのられてガンガンに突かれそうなので黙っておこう。まだまだ動きが下手だから正直そこまで気持ちがいいとかは思っていない。良かった…
「あっれー?動画見たり調べたりしたけどやっぱ実践してみると違うな〜。ムズいわ」
「でしょう?」
「男っていっつも腰振ってばっかですげーわ。まだまだ俺も男になり切れてねーな〜」
「それ以上男っぽくならなくていいですから…!」
「んー。徹全然余裕そうじゃね?なんかムカつくわ」
「な、なんですかそれ…!別にいいじゃないですか!」
「あんま気持ちよくない?」
「んー…、正直まだそこまでは…」
「俺もまだまだだねぇ。徹のこともっと気持ちよくさせてあげたいのに」
ドキッと思わず胸が鳴ってしまった。
…そう思ってくれているのがここまで嬉しく感じてしまう私はやっぱり彼女側なんだろうか?でもそうやって気持ちよくさせてあげたいって思ってくれているその気持ちが嬉しいからまぁ悪い気はしない。
「……。腰をただ前後に振るだけではなくて、上に突き刺すように向けて動かす感じです」
「こう?」
「ぁうッ…!?」
「喘ぎ声かわい。感じた?」
「い、言わなければ良かった…!!」
「アドバイスありがとー」
コツを掴んでしまったせいで坂さんの動きが先程よりも上手くなってしまったが、後悔は……してる。でも、さっき坂さんが私を気持ちよくさせてあげたいのになんて言ってくれちゃあその健気さに思わずポロッとヒントを口に出してしまっただけ。
そのせいで前立腺を思い切り刺激され擦られているせいで全身がゾクゾクゥッと粟立ち始め、次第に得られる快感からやはり逃げ出したくなるのは私がまだ覚悟出来ていないからだろう。出したくないのに「あっ…!あッ!」なんていう情けない声がダダ漏れになってしまい、こんな声を聞かれているのが恥ずかしすぎる。
あぁぁでもヤバい…。気持ちぃいッ…
もうここまで来たのならこの気持ちよさに集中してしまおうと心に決めた刹那、坂さんが急に腰をピタッと止めては「ねぇ、やっぱ仰向けになって」と言ってくる。
「はァッ!?」
「ほらほら早く〜」
「え、ちょっと!」
ペニバンを一旦抜かれ、強制的に仰向けにさせられると挿入れやすい位置に腰を持っていきたいが為に枕を下に咬ませられ、そのままなんの声がけもなくいきなりズプンッ!と挿入れられてしまえば「んんンッ!?」と変な声を出してしまったではないか。それが恥ずかしすぎて思わず真っ赤にしてしまうと坂さんが私の顔を上から見つめながら「もっと恥ずかしそうにして?」とSな発言をかましながら再び始まる前後の動き。
こ、こんな脚おっぴろげてここまで情けない格好で犯されてるとか…なに!?女性っていっつもこんな格好でやってんの??恥ずかしくないのか!?バスローブ着てるとはいえめちゃくちゃ恥ずかしいんですけど!?
「ほらほらどう徹くーん?」
「まって…!めっちゃヤダッ!」
「ヤダって言ってる割にはよがってない?」
「そんなことは…っ」
ない!絶対ない!!…と言いたい。
だけれどもお腹の中をズリュズリュと異物が何度も行き来しては擦られているせいで、指や玩具とはまた違うこの動きと凶悪な長さと太さの厳つい棒が自分の中で暴れ回っているのだと実感してしまった瞬間、死ぬほど羞恥してしまったせいでそれがまた快楽へと繋がる要素だなんて今の私には知る由もない。
強い摩擦が繰り返される度に感じたことがなさすぎるこの言いようのない身体的な悦びが自分の体を次第に支配していく時、私はこの後どうすればいいのだろうとつい思い悩む。この先を知ってしまっていいのか?コレを知ったらもう後戻り出来ないぞ、と。
「ッ〜…!!」
「お、気持ちよさそうだな徹。じゃあこっちも触っちゃお」
「まっ…!」
まって!と言いかけようとしたのに坂さんの攻めが止まることは当然だがない。
坂さんは自分の右手で私の興奮してはガチガチになったモノを握って来たかと思うとすぐに上下に手を動かしだしたせいで、更なる快楽を強制的に与えられたせいで「ううぅぅッ!?」とまた変な声が漏れる。そして突然の両方からの攻撃のせいで今までとは段違いなほどのご褒美を貰ったからか、思わず腰をビクンッ!と跳びあがらせてしまう始末。は、はっっず…!!
下は前立腺をゴリゴリとペニバンで犯され圧迫されて、上は脚をおっぴろげながら無様に扱かれて…こんなに恥ずかしいことある!?
…でも、無視出来ないほどにこんな行為が気持ちがいいと思ってしまう私って、こんなにド変態だったっけなぁ…??
「あっ…!あッ…!!だめ、ムリっ…坂さんッ…!!」
「本当にイヤか?めちゃくちゃ気持ちよさそうなんだけど?」
「はえ…っ?」
今度は坂さんの手だけがピタッと止まってしまい、込み上げてきそうだったものが急激に失ってしまったせいで苦しいぐらいにもどかしさを覚えさせられてしまったこの体。だけど腰の動きだけは止まらずに中だけは快楽を与えられ続けているのが暫く続き、そしてまた始まる手の運動。それが始まると再び「ッぅ…!?」と反応せざる得なくなる自分。
く、苦しい…っ。早くイきたい…!!イかして欲しいッ…!
「はぁッ…はっ…ぁああッ…!」
「ダメだめっちゃ可愛い徹。ホントに女みたいになっちゃってぇ。初めて女に犯される気分はどーよ?」
「ぅ、うるさいですっ…てばぁ…!」
「口答えしてくるね〜」
「っ…!」
そしてまたまた止まる手の動き。
こ、この人ガチのドSだなホントに…!!
でもこんなこと繰り返さされているとマジで頭おかしくなりそう…っ。ヤバい、頭ボーッとしてきた。
イきたいのにイけないのツラすぎる…!
こんな行為を幾度と繰り返され、そしてより感じやすくする為なのか触れられていた竿の部分から上部の方へと移動してくる坂さんの手が優しく撫でるように…でも一定の刺激を与えては休め、与えては休めを繰り返してくるせいで本当に……本当に苦しすぎる。
イきそうなのにイけない。込み上げてくる法悦を何度も何度も迎えようとするのにいい所で手放されかけ、だけど一応下は気持ちはいいからどんどん頭がバカになっていく感覚しか残らない。でも欲望が溜まっている場所はパンパンに膨らみすぎて最早痛くなってくる勢いなせいでほぼ涙目になりながら坂さんに向かって首を左右に振り続けて「もぅ…ムリです!お願いします、イかせて下さいッ…!!」と片腕で目を覆い隠しながらがむしゃらになってそんなことを口走ってしまった。
恥ずかしいとかもう言ってる場合じゃない…!本当に本当にもう限界なんですってば…!!
「…やっっべ。本当に可愛いな徹は。でも俺もそろそろ疲れてきたからイってもいーよ?」
「坂さ……ッ!?」
腰と手の動きが今までと違ってより凶暴に進化していく。
坂さん攻める側の動きを習得するの早すぎませんか…?
なんて思考が一瞬だけ頭を過ぎったけれど、それすらも奪われていくほどの溜まりに溜まった下半身のもどかしさが今解放されるかのように、坂さんが「ほらイけ!」と言葉を放った瞬間、まるで命令に従わなければならないと思わされ続けていた体があっという間に全身へと快楽が蔓延り、気づいた時にはもう自分が自分ではなくなっていたみたいでしかなかった。
「…ぅぅぅううううッ!?!」
「はっ…、やっば。突けば突くほど痙攣してんじゃん。えっろ…」
「まっっで…!!ホントにまってぐだざぃぃいいッ!!」
「気持ちぃ、徹?」
「おかしくなる…!!頭おかしくなっちゃうからぁあッ!!」
「……っ!…あぁ、本当に可愛いね、俺の彼女は」
「もっ…ダメぇぇえ!!やめてくださいぃいいーー!!」
な、なんなんだこの永遠と続く快楽は…!?
知らない…!こんなの初めて知ったよ…!!男でもこんなに気持ちよくなれるもんなの!?
突かれる度に全身の痙攣が止まらず、もう自分でも止められない涙がボロボロと勝手にこぼれてくるし、こんなにも気持ちいいのって逃げ出したくなるくらい苦しいんだなって初めてそこで知ってしまった瞬間だった。
未だに射精していないのに続くこの地獄のような悦楽は、知ってしまえば後戻りなんてもう出来ないほどの威力しかない。これがドライオーガズムってやつか?女性っていっつもこんなに気持ちいいのを体感してるの?思わず羨ましいとさえ思ってしまうほどだった…のに、私は今その女性と同じ快楽を手に入れてしまった。
あぁもう、知りたくなかったかも……
「射精(だ)したい?」
「…っ!、は…はいッ!イかせて下さいッ…!!」
「ゾクゾクする…。やば…」
確かにゾクゾクしてそうな表情をしておられる。
そして坂さんの手の動きが再び速まった瞬間、私は呆気なく情けないほどに一瞬にしてイってしまい、吐き出された白い体液が一気に放出された瞬間にはもう意識を手放しそうなくらいに全身がビリッビリに痺れたかのような状態で、こんなに勢いよく飛び出していくとは思わずに内心「あっ…」とは思ったけど、今の自分にはそんなもの気にしてる余裕なんて全くなかった。
声にならない声しか出せず、イかされた敗北感とやっとイけた幸福感が心に大波のように押し寄せてきたせいで、もう訳が分からずに頭の中がグシャグシャ状態。
坂さんが「徹気持ちよかった?」と尋ねておられるが、ぐったりゼェハァと全身で息をするしか余裕がないせいで答えられずにいる。そんな私の姿を見てはうっとりしているのだけは見て取れた。
「徹?」
「…はァ…っ、ハァ…」
「ちょっといきなり飛ばしすぎたかなぁ…?」
もう……ちょっと疲れたんで…少し休憩させて下さい…
「おーい徹?おーい」
返事するのも億劫だ……
「まぁいっか。こんなにも気持ちよさそうに蕩けた顔してるし。お疲れさん、徹」
「……っ」
意識を手放しそうになっていると急にわざとらしくズルンッと抜かれたペニバンのせいでまたもやビクンッ!!と面白いほどに飛び跳ねるこの体。あーーもう最悪だぁ〜〜…!
「ちょっとやめて下さいってば坂さん…!!」
「お、ようやく返事した」
「わざとでしょうッ?」
「さーどうかなー。…でも最高に気持ちよさそうにしてたねぇ、棚瀬さん?」
「ぐっ…。は、初めてなくらい…バカになりそうなほど気持ちよかった…です」
「はいよく言えました〜!」
頭ナデナデしてくるその態度に若干ムカつくものの、でも本当にこんなに死ぬほど気持ちよくなるだなんて思わなかったので何も言えず。
「でもさーこれだと俺が気持ちよくなれないんだよね〜」
「あー…確かに?」
「てことでこの前調べてて見つけたんだけど、双頭のペニバンもあるらしいからそれなら俺も自分の中に挿入れて気持ちよくなれるからそれもアリなんじゃね?と思ってさ」
「双頭のペニバンって…」
私たちはどこまで行くんだろうか……
「色んなプレイしないと飽きちゃうじゃん?それにほら、徹ちゃんメスイキも経験出来たっぽいしこれからはアナルセックスが病みつきになっちゃうんじゃないの〜?」
「ング…」
ひ、否定出来ないのが腹立たしいし悔しい…!!
そりゃあ…ねぇ?あんだけ気持ちいいだなんて知ったら、今までのはなんだったんだ?って言いたくなるほど強烈で刺激的で過激なほどの快感だったんだもの…アレを知ってしまうともう元には戻れないと言える。いや、言い切れる。
「そ、それより!明日の為に早く寝ましょうよ!」
「ん?あぁそうだな。そろそろ寝るか」
「正直今すぐにでも私は寝れますし…」
「それなら寝るか」
そう、明日は遂に!指輪を見に行く日なのだ。
なので張り切って明日の為に備えて本当は早く寝ようとしていたのに、なぜか急にこんなコトが始まったせいで自分でももうよく分かってない。まぁそれは置いといて…、明日の為にもう寝たい。午前中は動けるので出掛けることを考えると早めに朝も準備したいし、というよりそもそも私がもう眠すぎるので寝たいだけだ。
寝る準備だけしてから電気を消し、さぁ寝るぞとなった時になぜか坂さんが腕枕してあげるとか言ってくるせいで私はそれを拒否することなく坂さんの隣にピッタリ引っ付いては、恥ずかしくも惨めになる間もなく寝落ちしてしまっていたみたい。
「…おやすみ、徹。お前にこんなに悦んでもらえて俺は最高に幸せだよ」
誰にも決してお前を渡したりなんてするもんか。
𓈒𓏸𓈒꙳𓂃 𓈒𓏸𓈒꙳𓂃 𓈒𓏸𓈒꙳𓂃 𓈒𓏸𓈒꙳𓂃 𓈒𓏸𓈒꙳𓂃
ジュエリーショップが建ち並んでいる銀座なら色んな物を比較出来ていいかな?と思い取り敢えずここへ来てみた。
自分の給料じゃ百万超するようなものは買ってあげ…られなくはないけれど、しっかりとちゃんとしたものは渡してあげたいとは思っているのでここは頑張るところだ。坂さんが欲しいと言ったものは出来る限りなんとかしてあげたいとは思っている。
どれもこれも超有名店ばかりが連なっているこの辺りは自分もあまり入ったことがないようなお店ばかり。だって坂さんにこういう女性が着けるようなアクセサリーを渡しても着けてくれないのは分かっているし…。それに、口には出せないけど元カノとかともこういう店は来たことない訳ではないが、あんまり来たことはない。まぁあの頃は社会人になりたてで貯金がめちゃくちゃある訳でもなかったからなぁ。
そうこうしているうちにも最初の一店舗目に取り敢えず様子見で入ってみる。
そして迎え入れてくれた女性の店員さんが接客してくれて、婚約指輪を買いに来た旨を伝えると「おめでとうございます!」と笑顔で言われる。なんか…嬉しいやら恥ずかしいやらでよく分からない気分だなぁ。
そう思っているのは自分だけなのだろうか?
チラリと坂さんを見てみても、普段と変わらない澄ました微笑みをニコリと店員さんに向けては「ありがとうございます」と余裕そうに伝える坂さん。一応こんな場所には来るのだから格好もかなりボーイッシュではあるけど女性だというのはなんとなく分かる見た目にしてくれてはいる。
「どれか気に入ったものはありますか坂さん?」
「うーーん……」
ショーケースの中に入っている指輪をジーッと眺めている坂さん。店員さんに人気なものはこの辺りになります、なんて説明されてはいたけど「ふーん」という軽い返事。あんまり気に入ったものがないのかな…?
暫く見ていたものの、坂さん的にはピンとくるものがなかったようで結局は退店。なので二店舗目へ向かう。
…が、ここもさっきと同じような反応。なのですぐに次の店へと向かう。
三店舗目では少し良さげな反応をしていた指輪がいくつかあったので、ここはデザインが好きなものがそれなりにある方なのだろうか?よし、ここのお店はあとでスマホにメモしておくぞ。坂さんがこっちを見てないうちにこっそりと気にしていた指輪の写真も撮っておく。
そして四店舗目。ここもあまり反応はよろしくない。さてどうする?それか百貨店へ行ってそこでもジュエリーショップは多く取り扱っているのでそこへ行きますか?と提案してみると「一応行ってみるか」と返ってきたのでそこへと向かう。
キラキラとした光が眩しいフロア。
沢山指輪も見れるのでここならなんとか見つかりそうか?と思い少しワクワクドキドキしていたのだけれど……
坂さんどの店を回ってもあんまりピンときてるものがなさそう…
ふ、不安になってきたなぁ…
そして今見ている店の指輪も少しだけ反応が良かったので「どうですか、それは?」と尋ねてみせると坂さん「まぁ可愛いかな?」とは言う。言うだけ。
「……。」
「どしたん?」
「あ、あのぉ…なんか気ぃ遣われてます?」
「えっ?なにが?」
「お好きなデザインがあれば買いますよ?値段は気にしないで下さい…」
「あー…。まぁあんま高いの買ってもらうのも申し訳ないしなぁ〜とは思ってはいるけど…」
「そ、そんなこと考えなくていいですから…!坂さんが好きなものを選んで下さいッ!」
「うん、最後まで話し聞け?」
「あ、は、はい!すみません…!」
フツーに怒られてしまった。
そして少しこの場からは離れ、疲れたので一旦ここから出てフラフラ気分転換にと歩きながら話していく。
「なんかさ、値段も気にしちゃうはしちゃうけど自分に合うデザインに出会えないな〜って思ってるだけだから」
「そうですか…?いくつか着けてましたけど似合いましたよ…?」
「そーお?でも俺がなんか違うな〜…って思っちゃってるのになんか無理やり決めるのもおかしい気がしてさぁ」
「それでしたらまた今度どこかで行きます?今日ムリに決めなくてもいいので」
「またまとまった時間取れる日近々ある?」
「えぇっと…」
スケジュール確認の為にスマホを見てみるが…暫くはゆっくり見に行けそうな日にちがあまりない…かも。
私の反応のせいで坂さんが「やっぱ今日決めた方がいいな」と呟く。
「そ、そんな…!ムリに決めたって嬉しくなくないですか?」
「だってプロポーズしてくれたあとから棚瀬ずーっと指輪見に行きたすぎてソワソワしてたじゃん?また待たせるのもなんか可哀想だし…」
「い、いえ気にしてません!それよりも坂さんが本当にいいと思ったものを見つけた方が…あっ、ネットとかで調べても構いませんよっ?それにほら…値段も気にしないで欲しいので…」
「……。棚瀬の方がムリしてない?」
「えっ?」
「俺別に何百万とかするもん欲しいとか思ってないし。金額なんか正直五万とか十万とかでも全然いいもん」
「えぇっ?流石にそれだと安すぎませんかっ??」
ちょっと今の坂さんの発言で拍子抜けしてしまった。
いや十万ならギリまだしも、十万以下は流石にちょっと…とは買う側の自分でさえそう思ってしまう。そう思っていると、坂さんが言葉を続ける。
「何十、何百万もする指輪より俺は棚瀬が選んで決めてくれたブローチの方が大切だからさ」
「坂さん…」
「一緒に決めたいってワガママ言いたい訳ではないんだけど…、でもムリして渡されるもんでもないと俺は思ってるし、俺の本当に大切なものは棚瀬がプロポーズの時にくれたブローチの方だもん。俺にはあのブローチがそれだけの価値があると思ってるよ、本当に」
あんな…、値段も見ないで決めてしまったものなのにこの人はなんて優しい言葉を私にくれるんだろうか…
「ありがとうございます坂さん。ですけどやっぱり貴方と私では持っているものの差がありすぎて、どうしても貴方に見合うような指輪をあげたいと思ってしまって…こんなのでも一応身の丈に合わず背伸びしたくなっちゃうんです。ごめんなさい」
「…そんなに頑張らなくてもいいのに」
「坂さんが普通の人でしたらこうはならなかった気もしますけどね」
そう私が苦笑しながら坂さんに話しかけた時、ピタッと足を止める坂さん。
あれ?と思い数歩先を行ってしまっていた自分の足も止めて「坂さん?」と呟きながら振り返ると、彼女はほんの少しだけ揺らいだような瞳をしながら静かに問いかけてくる。
「俺が……普通に戻ったら…棚瀬がムリせずに済むのか…?」
「えっ…?」
な、なにを急に言い出して…
「俺が…アルフィー辞めて…普通の女に戻ったら、棚瀬は俺の傍から絶対に離れないでいてくれるのか…?」
「…はいっ!?ちょ、ちょちょ…!いきなり何言ってるんですか!?」
「だって…今の言葉って…そういう意味なんじゃないのかよ…?」
「い、今のはものの例えというか言葉の綾というか…!別に本心で言ってる訳ではありませんからね!?」
「…お前が普通に戻れって言うなら…俺は芸能界辞めるよ…?何もかも捨ててお前と居られるなら俺は…」
「待って下さい坂さん!!それ本当に言ってるんですか!?こんな私なんかの為に辞めるだなんて…ッ!」
「棚瀬だから俺は全て捨てられる…。本当にそう思っているのに……お前は受け入れてくれないの…?」
「ちょっと本当に待って下さい…!!坂さんたちが今まで築き上げてきたものを私なんかのせいで壊したりなんかしたら…っ、私が坂さんの傍に居られませんっ…!そんなの耐えられない…」
「……。また…俺から逃げるのかよ」
「えっ…?」
「最近ちょっとマシになってきたなと思ってたのに…。やっぱり棚瀬は俺の気持ちを否定する」
「い、いやでも…!比べるものの差が大きすぎてそんなの…」
「俺が好きなのは棚瀬…。ずっとずっとずっとずっと棚瀬しか見ていないのに…っ。比べる差が大きいとか小さいとか関係あんの?結婚して芸能人引退してる人たちなんか大勢いるじゃん!何がダメなの?」
「だってそれは…!高見沢さんや桜井さんだっているんですよ…!?勝手に決められることじゃ…」
「アイツらなら許してくれる」
ま、まぁ許しそうな気しかありませんけど…
でもそんなの私が嫌だ…。嫌だ!!
私は貴方たち三人がステージに立って音を奏でている姿が好きなんです。大好きなんです。そんな坂さんたちの築き上げてきた固い結晶を私が砕いていい訳がないのだから…!!
それくらいは分かって下さいよ坂さん…!
「お願いです坂さん…。私なんかの為にそんなことは口にしないで下さいっ…。私が…押し潰されそうなんです…」
「……。」
ほんの数秒の沈黙が永遠に感じそうなくらいに長く感じた。
「あーぁほらやっぱり…」
「へ…?」
「お前はまた自分のことを下げて貶す…」
「…!」
しまった…、また私…
「もう……いい加減にしろよッ!!」
「…っ」
「こんなんじゃ…指輪見に行く気になれない」
「……すみません」
「仕事…もうすぐだから行くわ俺」
「えっ…?で、でもその格好じゃ…」
「どっかで服買って着替えて電車で行く。今お前の車なんかに乗りたくない」
「坂さん…」
「じゃ…また後でな」
「……。」
私は毎回本当に何をやっているのだろうか。
同じことを繰り返して…坂さんを怒らせて…また坂さんを失望させてしまう。
本当にこんな自分が貴方を幸せに出来るのですか?
本当に私と貴方は釣り合っているのですか?
こんなに大事な日でさえ私は貴方を本気で怒らせてしまうだなんて……
私が貴方と付き合う資格はありますか?
「……。」
考えたところで答えは出ないので一人だけになってしまった今の自分をどうやって蔑んで慰めよう。
もう…このままだと自分に自信がどんどんなくなる。
離れた方がいいのでは……?
「……っ」
そんな思考を振り払ってから車を出し、あの人とは別々に現場へと向かう羽目になってしまった。
𓈒𓍯
棚(トボトボ…)
高「よー、棚瀬。あれ?なんか元気ない?」
棚「えっ…!?(´・ω・`;)」
桜「処女貫通おめでとう」
棚「ンなッ…!?⸝⸝⸝ な、なんでそのこと知ってるんですか!?」
高「さっき坂崎が教えてくれたから」
棚(報復か?報復のつもりなのか??それともいつも通り何も考えずに喋っただけ?どっちだ…!?)
桜(めっちゃコワイ顔してやんの…)
高(喧嘩中でも坂崎って棚瀬のこと好きすぎるから包み隠さず話してくれるんだよなぁ〜)
さぁ二人はどうなる?
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