執愛小話

結局執愛書いとる‥すんませんw

あと1回くらい続くかなぁ?

 

にしても執愛にはなんか固定で聴く曲がないから毎回困ってるんだよね〜。本編書いてた時も、特にこれといった固定の曲聴いてた訳じゃなくてなんかジブリのオルゴールとかそういう系聴いて書いてた。笑

だからホントは固定で聴く曲欲しいんだよねぇ。罪人はもちろん罪人たちの舟だし、秘密警察は私の中で新実写版ミュータントタートルズ2のメインテーマや進撃のサントラやらだったり、殺し屋はなぜかLOVEだけど。妖の森は言うまでもなく犬夜叉のサントラだし、ソフィアは霧のソフィアで、主君様は以前も書いたけどカイジのメインテーマやらで七つの大罪はまぁハガレンのサントラだし‥。タイトルがアルフィーの曲はそのままそれ聴いてるけど、違う場合はアルフィーの曲だったりそうじゃなかったりで自分の中でテーマ曲があるが、執愛にはないもんな〜‥だから欲しいんだよねぇ🤔

何がいいんだろーってずーーーっと悩んでるけどしっくりくる曲がなくて( ´ω`)_

何がいいのかなー?なんかいい曲あるー?笑

 

しゅうあい

 

目の前に今元彼が立ち塞がっている。

帰ろうとした私のことを廊下で呼び止めてきた。なんの用でしょうか。私は早く帰りたいんですけど。

ちょっと来て、と言われたけどそれを拒否した。

 

「アンタ今彼女いるんでしょ?私も彼氏いるんだから変な噂たてられたくない」

「ホントにすぐ終わるからさ」

「嫌だ」

「ちょっともダメ?」

「彼女さんに許可取ってからにして。私も友達に事情話して誤解されないようにしておくから。それならいいよ」

「分かった。じゃあちょっと待ってて」

あーぁ、ホントに行っちゃった。彼氏が元カノと話したいって嫌な気分になりそうなもんなんだけどなぁ。とは言っても私もアルフと付き合ってるていでみんなには周知されてるし、多分そんなにややこしい事にはならないと思うんだけど‥ね。

まだ教室に残っていた友達数人に訳を話してみせれば、なんかニヤニヤしてくるし。まぁ‥人ってこういう話しは好きだから仕方ない反応だよね。私だって逆の立場だったらちょっとワクワクしちゃうし。

廊下で待っていると、元彼が私の隣にやって来て「許可貰った!」となんか嬉しそうに伝えてきた。‥なに考えてんだろホント。

 

みんながいる場所から人気のない階にまで移動して、普段あんまり使われてないような教室で久しぶりに二人きりになった。許可取ったとはいえなんか申し訳ないよなぁ‥。幸い私も相手の元カノさんのことよく知らないし、後輩みたいだから顔も合わせたことないからそこは良かった部分。

二人で机の上に座りながら最初はぎこちなく「元気?」とかいう他愛もない会話が続くけど、中々向こうが本題に入ろうとしてくれない。なんか長くなりそーだなぁと感じたから、スマホを出して迎えに来てくれてるアルフに一言「ちょっと遅くなるかも」とだけ一言連絡しておいた。

私がスマホを触ったことが少し気に食わなかったのか、元彼が顔を歪めながら「彼氏?」と聞いてくる。

 

「アンタには関係ないでしょ」

「あのいっつも迎えに来てくれる年上の人?」

「‥そーだよ。いつ帰れるか分からないから一言送っただけだからそんな気にしないで。ていうかなんの用件なわけ?」

「あー‥ソレなんだけど‥」

「なに?」

本題に入って欲しくてこっちから振ってみせるも、なんか下向いてモニョモニョし始めて中々話しが進んでくれない。なんですかー?

「その‥今度彼女の誕生日で、何をプレゼントしたらいいのか分からなくて‥それで幸華にアドバイス貰えたらいいな〜なんて‥」

「ハァ?」

「今週の土曜日空いてる?もし空いてたら‥」

「イヤっ。私彼氏といるもん」

「午前中だけとかでもダメか?」

「‥‥元カノが選んだプレゼント今カノに渡すつもりなの?アンタ最低だわ。てかそんなの誰かに見られたら言い訳も大変だからムリ」

「つーかホントはお前と久々に一緒に遊びたいなって思っただけだよ」

「はい?」

「俺、今の彼女別に好きとかじゃなくてなんとなく付き合ってるだけなんだよねー」

「なにそれ」

「向こうから告白してきたし、誰とも付き合ってなかったからまぁいっかって感じで付き合い始めただけだし」

「ふーん‥」

 

まぁ、よく聞く理由だ。というか私もコイツと付き合うキッカケはその時告白されたから付き合っただけだったし。アルフのこと忘れたさと人間の男相手にも気持ちよくなれるのか?っていう不純な気持ちで付き合い出したから、今コイツのこと強く言い返せないでいた。

でも‥

 

「私はムリ。学校ならまだしも、外で二人きりになってるところ誰かに見られたくないもん。‥てか彼女さんが可哀想だよ」

「俺はお前の方がずっと好きだったけどね」

「それは‥ありがと」

サラッと言ってのけたセリフにちょっとだけドキッとしてしまった。そりゃそうか、向こうから告白してきたくらいだし私に未練があるのかな。自惚れてるわけじゃないよ?

「ずっと聞きたかったんだけどさ、俺を振った理由って今の彼氏が好きだったから?」

「えっ?」

「だって‥俺と別れたあと、今の彼氏と付き合ったのって割とすぐじゃなかったか?」

「そう‥かなぁ?まぁ、彼氏と出会ったのはアンタと付き合う前だったけど別に好きって感情はその時なかったよ。もうちょい経ってからだよ付き合ったのは」

「へー‥」

「なに?ダメなの?」

「いや、ずっとモヤモヤしてただけだったから。‥前に進めてないのは俺だけか」

「それって‥まだ私のこと好きって意味?」

「うん。別れたあともずっと幸華のこと引きずってた」

「‥‥。」

 

どういう返事をすればいいの、こういう場合‥?

気まずそうに顔を引きつらせている私をじっと見てくる相手は私の言葉を待っている雰囲気。くっ‥迷惑な。

はぁー‥とわざとらしく溜め息をつきつつ、顔を逸らして「私はもう未練はない」とだけ答えてみせた。

 

「アンタのこと好きだった気持ちは本当だし、付き合ってた時期ももちろん楽しかった」

「じゃあなんで俺は振られた?あの時もお前、曖昧なことしか言ってくれなかったから正直今もあんま納得いってないんだけど」

「そ、れは‥」

言えるはずない。

人間相手に感じない体になっちゃってエッチするのも苦痛だったなんて‥‥言えるはずがない。
変な汗が背中を流れていった感覚が伝わってくる。だって傷つけたくなくてテキトーに曖昧な理由をつけて振っただけなのに、今ここで本音を言えって言われてもさぁ‥

タダでさえ男相手にエッチが気持ちよくないって理由で振ったら相当傷つくんじゃない?アルフのせいとはいえ、一切感じてあげられなかったし私もすっごい悩んでた時だったもん。うーん‥やっぱり理由が言えない。

 

「今の彼氏と俺は何が違うんだ?」

ストッと机から下りて私のいる方へ歩み寄ってくる元彼。

「年上だから?金も持ってるから?」

そして私の目の前まで来る。私は机の上に座ったまま相手を見ては言葉を発せられずにいた。

「お前は最後に俺のこと好きって言ったのになんで俺はお前に振られた?」

悲しげな瞳でこっちを見つめてくる。

「‥‥。」

 

ギュッと私の左手を握ってくる元彼。
まるで答えるまで帰してやらないとでも言っているような行動。

久しぶりに思い出した‥。彼のこういう真剣に私を愛してくれてるとこに私も次第に惹かれていって、好きになったんだって。あの時の好きは確かに本物だった。優しくて、私を楽しませてくれようとしてる部分とか、大切にしてくれてるんだなーって実感出来るところとかも。自慢といえば自慢の彼氏だったのかもしれない。

握っていた左手の薬指を見て、寂しそうにしてくる彼。指輪を取り外そうとしてくるその行為に思わず許しちゃいそうになったけど、咄嗟に握り拳を作って指輪を外されないように防御してみせた。

 

「幸華‥」

「‥‥ごめん」

やっぱり‥この人のこと好きになって良かったよなぁ‥ってちょっぴり思ってしまっていたけれど、アイツのことが頭をよぎる。

私に執着して、心も体も全部アイツのせいでおかしくさせられちゃって。呆れるくらい好き好き言ってくれて‥私のせいで性癖歪んじゃったけど、それはそれで楽しそうにしている変態な化物が今は私の傍に居てくれる。一度は離れたけど、私が引き留めたから今のアイツとの日常があるということを。

 

「‥私も、今の彼氏と出会ってなければアンタとずっと一緒に居たいなって思えてたのかもしれない。アンタが先に好きって言ってくれてたら、こうはなってなかったかもしれない」

「そっか‥」

「久々に喋って思ったけど、アンタはやっぱいい男だよ。今の彼女さんのこと、大切にしてあげなね?」

「好きな気持ちが中途半端だから分からんけどさ」

「じゃあ早めに別れてあげたら?」

「別れたって幸華とやり直せるわけじゃねーし。お前は俺とやり直す気はないんだろ?」

「‥うん」

「それなら俺は俺で勝手にやるよ」

「そう‥」

 

なんでだろう。

私はちゃんとコイツのことが好きだった過去があるっていうのに、アルフに対してはなんで未だに好きっていう気持ちを抑え込んでいるのかな。認めたくない気持ちがまだある。

明らかに私はアルフと元彼との態度とか言葉とかが違う。それは自分でも分かる。元彼と付き合ってた頃はもちろん楽しかったし、それなりにいい思い出はある。‥でも、アルフといると妙にドキドキさせられるというか、元彼といるよりも落ち着く気持ちもずっと強い。フツー好きって思える相手が逆だよねぇ?

なんか自分でもよく分からなくなってきちゃった。

 

私が考え事をしていたのを彼に読み取られて「彼氏のこと考えてんの?」なんて聞かれちゃったから、包み隠さずにうんと頷く。

それが気に食わなかったのか、もう片方の手をさり気なく絡ませてきては私のことを抱きしめてくるではないか。

なんとなくは分かっていた展開だったけど、コレはマジで人に見られたらシャレにならんくなるから流石にダメでしょ。私の腰に回してきた腕をほどこうと「いや!」と拒否してみせるも、相手は私と体を引っ付けられたことが嬉しかったのか物凄くいい笑顔をこっちに見せてきた。

囁くように名前を呼ばれ、顔を胸の辺りに埋めてくる元彼。いやいや、もうアンタのこと抱きしめ返すこともないしそんな私包容力もないってば。
あぁあぅ‥でもホントにちょっと危険な香りがしてきてヤバいかもしれない。このまま襲われでもしたら‥‥

 

「ちょっと!なに興奮してんのっ?」

「だって‥ずっとこうしたかったんだもん」

「私はムリだからね!?浮気するつもりなんてないし!それに‥アンタのこと傷つけたくないんだってば!」

「どういう意味?」

「い、色んな意味で‥!だからダメだってば!」

「ふーん‥」

「ちょ‥近いってば‥!」

腰にあった手がいつの間にか胸の辺りに置かれている。あ、や、ヤバい‥

 

すると、廊下の方から誰かが階段を登って来る足音が聞こえてきた。

その音が聞こえた瞬間、彼はパッと慌てて離れてくれたから良かったけど‥‥。足音はこっちに向かって来るようで、どんどん大きくなってくるにつれて元彼は「なんだよ、誰だよ」と若干イラついてるのが隠せない様子。

そしてうちらのいる教室の前を通りかかったのは、生徒ではなく先生だった。しかも若くて結構イケメンだからって女子からは案外人気のある先生で、いわゆる陽キャな人だからまぁ男子からもそれなりに人気者な先生だ。そんな性格の先生だからか、私たちを見てはなんか言いたげに「あっ」なんて表情をしてこっちを見やる。すると元彼も「あ、なんだ先生か」とさっきまでのイラつきはどこへやら。

そして開いていたドアから顔を覗かせて「楽しそうだなぁ!」なんてからかってくる。

 

「うっさいわ〜!先生には関係ないだろー!」

「そーだよ、関係ないよ〜。でもあんま変なことだけはすんじゃねーぞー?」

「してないっつーの!‥まぁいいや、今日は帰ろ。じゃ、じゃーな幸華」

「え?う、うん。バイバイ」

言い当てられたせいなのか、顔を少し赤くさせて慌てて帰る元彼。先生にも「サヨナラ〜」なんて軽い挨拶をしてから教室から出て行っちゃった。‥ま、私的には助かったからこれで良かったんだけどね。

すると「坂崎さんも帰らないの?」なんて先生が聞いてくる。

 

「帰った方がいい?‥‥アルフ」

「おや、やはり気づいてましたか」

 

教室の中へ入ってきてドアをピシャリと閉めるのは先生‥ではなく、人の姿をコピー出来る化物。

まさか学校にまで潜り込んでくるなんて思いもしなかったから、アルフだって気づいた時に内心めっちゃビックリしたけどね。

私の目の前までやって来たアルフは、先生の姿のまま私をあの冷ややかな目で早速見下ろしてくる。うぐ‥コワイ。

 

「ちょっと、学校にまで入って来ないでよ」

「幸華が遅かったので心配になって来てみたんですよ。嫌な予感がしたので来てみたらやはり正解でしたねぇ」

「しかも私言ったよね?その先生あんま好きじゃないって。なんでよりによってその姿なわけ?」

「面白いかなと思いまして!」

「ちっとも面白くないっつーのぉ‥」

「時に幸華、先程まで二人きりで居たのは確か元彼さんではありませんでしたか?」

「そ、そうだけどそれが何?」

「私に黙って元彼さんと会っていたんですか。いい度胸してますねぇ!」

「ちょっと話してすぐ帰るつもりだったもん‥!」

「そうですか、それではそういう事にしておきましょうか」

 

私の顔の前まで自分の顔を近づけてきたアルフは、スンスンと鼻を鳴らしてまるで犬みたいに匂いを嗅いで何かを確かめている様子。言われなくっても分かってるけどさ‥

そしてニヤッと口元を緩ますとアルフは影を操って、近くにあった机を隣同士それを引っ付けて私を机の上に押し倒してしまった。上にいるのは傍から見れば先生が生徒を襲ってる構図にしか見えないアルフ、と下にいる私。や、ヤバいでしょ絶対!

 

「ちょっと!!やめてよ、誰かに見られたらこの先生クビになっちゃう!それに私も変な噂たてられる!」

「大丈夫ですよ、ここの教室には結界を張りましたので外からは誰も見えませんし入れもしませんから‪‪❤︎‬」

「で、でも‥!‥ていうかその先生の顔やめてよ!私苦手なんだからっ」

「だからですよ」

「はいっ?」

「苦手な相手とセックスする気分、どうですかね?流石に興奮まではしませんかねぇ?‪‪❤︎‬」

「ちょ‥!ホントにやめてってばぁ!‥あッ、」

「まったく幸華は。本当に貴方は油断なりませんねぇ。そんなに私に嫉妬して欲しいんですか?それが望みでしたらいくらでも嫉妬しますが‪‪❤︎‬」

「ち、ちが‥!」

「違ったとしても、今の私は貴方をめちゃくちゃにしてあげたい気分なので頑張ってくださいね‪‪❤︎‬」

「っ〜〜‥!?」

 

えっ、えっ?

まさか本気で今からエッチしようとしてる!?

 

いきなり出てきたかと思えばまた嫉妬爆発させて私を‥しかも学校で!?

ほんっとになんなのこの化物‥!腹立つ〜!!

 

 

送信中です

×

※コメントは最大1000文字、10回まで送信できます

送信中です送信しました!

name&comment