最恐トリオラスト!

これで終わりー!

ずっと話書くのに集中してたから、ホラゲーのリトルナイトメアの実況やっと観れる〜!笑

リトルナイトメアよく知らんのやけど、2が最近発売されたもんで1の実況から観てる!独特なカメラワークやキャラの可愛らしい動きで引き込まれるねぇ‪‪☺︎‬

 

 

最恐トリオラスト

 

別の世界の人間だから信じた‥

秘密警察はそう言ってくれたが、フツー逆だっつーの。警察の癖に‥こんな俺みたいに人を騙して奴隷何百人も作って殺し合わせてる男をよくもお前は‥信じられるな。俺だって自分たちの世界のせいで人を信じられねぇ性格をしてるというのに。

だけど、俺はこんなことをハッキリと言い切ってくれた秘密警察を救えたのだから本当に記憶を取り戻せてあげて良かったなと。

自分の世界じゃ人なんかほぼ信じられねぇけど、俺は秘密警察と七十二番だけは信じられると改めて思えたよ。どんな時だってずっと一緒に居てくれる気がしてね。例えそれが俺も七十二番も死んじまった後でも‥外の世界では、秘密警察が待っててくれるんだろうなって思えただけ少しは死ぬのが怖くなくなった。

 

ノーマルの所業は鬼畜ではあったが、俺たち三人だけを狙った理由がなんとなく分かった気がする。

当の本人はサッサと帰って行っちまったし、暫くは会いたくねぇから別に確認するとかはしないけどよ。

 

「秘密警察‥。お前は俺たちに向かってありがとうって言ってくれたが、礼を言うのは俺たちの方だ。ありがとよ、本当に」

「感謝しているよ。死ぬって分かってても、やっぱ見てられないよーな死に方はしたくないしねぇ‥。ワガママだとは自分でも思うけどよ」

「‥‥いや。俺が記憶失って誰のことも分からなくなったとしても‥お前らのことだから、また俺の心を勝手にこじ開けて一緒に居ろとか言うんだろうなって思ってたから。でも無事に俺は元通り。主君、七十二番、お前らのお陰だ」

「いや、そんなことは‥。結局時間かかっちまったし‥」

「てゆーか俺ら、お前の記憶取り戻すことしか頭になかったわ‥」

「‥プッ!」

「なっ‥笑うな!!」

「お前と一から仲良くなってたらクッソ時間かかんだろーが!アホぉ!!」

「あっははははは!いや、もう‥お前ら最高だわ!」

 

あれ‥?

てか秘密警察って、こんなに笑う奴だったっけ‥?

つーか、こんな嬉しそうな笑顔初めて見るかもしれねぇ。まぁただし眉毛はつり上がっているけど。
俺も七十二番も一瞬呆気に取られたが、コイツが最終的にこんなに笑ってくれたんだ。もうそれで十分すぎるじゃんかよ。

あー‥、俺コイツらと連んどいて本当に良かったわ。自分の世界じゃ絶対に起こり得ない出来事だっただろうし、こんなに性格歪んだ俺でも誰かを助けたいって思えるくらい大事な奴らが外の世界にはいる。

もうとっくに俺は救われているのかもな‥

 

「お‥俺も、秘密警察と七十二番が隣に居てくれて‥良かったと思ってるわ!昔‥俺の過去編の最後にお前ら言ってくれただろ?壁を作るな、一人じゃない、信じてやるって‥。あの言葉が嬉しかった。こんな俺でも人を素直に信じられる力が外の世界限定とはいえ戻ってきたのが嬉しい。お前らのお陰だ‥!特に警察のお前がそんなこと言うから‥言うからよぉぉおおおッ!!」

「な、なんだよ急に!?情緒不安定か!メンヘラ!」

「そーだぞ!?警察のおめーが俺ら犯罪者なんかと仲良くしてっからこうなっちまってんだろーがぁ!!責任取れや!」

「なんのだよ!?」

「俺と主君が死んでも一生こっちで面倒見やがれッ!!」

「ば、バーカ!誰が死んだゾンビなんかの面倒見るかってんだ!!甘えるのも大概にしとけ!」

「あんだと!?この野郎ぉ〜‥!!」

 

またいつもの調子に戻ってきた。

こうなると素直な言葉が出て来なくなっちまうのは俺らの性(さが)でもあるし、仕方ないだろう。

そんなことで三人で言い合いしていると、秘密警察の俺と高見沢がものすげー嫉妬深そうなツラして「ふざけんなテメェらーー!!」と叫びながら俺と七十二番目掛けて降ってきやがった。げっ!?最悪だ‥!

七十二番は向こうの自分にガッと胸倉取られては「まーーーた坂崎たぶらかしやがってコノヤローーー!!!」と、大声で責められている。俺の方はと言うと、目の前でもう一人の自分がこっち睨みつけながら「なんでお前らばっかなんだよ!?」と聞いてくるが‥そんなの知るかっ!

 

「は、はっ!ンなもん、坂崎が俺らを選んだってことだろ?悔しかったら俺と主君超えてみやがれ!」

「はーーー!?昔からそうだけど、坂崎は俺たちと居るよりなんでコイツらと居る時間のが長いんだよーーークソがぁああ!!」

「残念だったなぁ‥!おーよちよち、お前たちは坂崎に信じて貰えなくてさみちいでちゅね〜!代わりに坂崎の信用とやらは俺と七十二番が頂いていくぜ、バーカ!」

「坂崎は俺たち秘密警察の人間だぞ!なんだって坂崎はいつもいつもいっつもコイツら側なんだよぉッ!!」

「そーですよ!全部貴方たちの責任なんですからねー!?」

「い、いつか貴方たち犯罪者なんかより僕たちのが上だって思い知らせてやりますよ!」

「けっ!悔しかったら俺と主君から坂崎寝取ってみやがれ!」

「ま、おめーらにはムリだろうがな〜〜!」

「なにおう〜〜‥!?」

 

俺と七十二番で挑発し過ぎたせいで、向こうの後輩たちまで参加してきやがったがそんなもの俺らにとっちゃどーだっていい。

ただ俺らの隣に秘密警察が立っていてくれりゃそれでいいんだ‥

本当に。

 

。。。

 

ったく‥。なんだってアイツらはあんなにもやかましいんだろうか。言い合いしててうるさいので、他の奴らが集まっている少し後ろで静かに見守っていたら隣にはなぜか船頭がやってきやがった。あ?何の用だ?

腕組みをしながら奴に少し睨みを利かせてみせるも、船頭は「別に説教しにきた訳じゃねーよ‥!」と慌てて手をブンブン振っている。

 

「じゃあなんだ?」

「いや、ただお前変わったな〜って思っただけだよ」

「は?」

「だって‥昔、俺らの話が生まれたばかりの頃、お前罪人に対する物言いがキツくて俺お前のことあんま好いてなかったじゃん?犯罪者は犯罪者の何者でもない。あんな奴らのことを理解する気は毛頭ない‥って。もうずっと前の話しだから覚えてないかもしれんけどよ、あの頃と比べたら本当に変わったなってそりゃ思っちまうだろ」

「確かにそんなようなこと言ってたな」

「俺も始めの頃は秘密警察と同じような思考だったけど、アイツらのことを深く知れば知るほど罪を犯した者にも理由はあるんだって気づけて‥それを理解しようとしない警察のお前が嫌いだった。昔のお前なら確実に七十二番も主君も見放したはずだろ?違うか?」

「‥‥かもな。昔の俺ならそうしてただろう。でも今は出来ない。それだけアイツらと居る時間が楽しいんだろうな」

「そっか。ありがとう秘密警察。七十二番の為を想ってここまでしてくれるお前を尊敬するよ。俺だってそこまで罪人を理解したとは言い難いからな‥。お前は羨ましい」

「だが所詮アイツらは別の世界の人間。ま、もっとも同じ世界の人間なら確実に目ぇ付けてバッチバチにやり合っていただろーけどよ!それこそこんなに仲良くなるなんて絶対に有り得ないと言い切れる」

「だろうな、殺し屋たち見てれば分かるよ」

 

言いたいことはそれだけか?と船頭に問おうとした時、また隣に別の俺がやってくる。

それは主君のとこの俺だった。それこそコイツが俺に用があるとは思えんが‥一体なんだ?奴は溜め息を吐いて苦笑しながら「俺からも礼を言わせてくれ」と珍しいことを口にしてきた。なんか企んでんのか?

それこそ余計に目付きがキツくなっていく。

 

「お前が?なんの為にだ」

「もちろんうちの桜井救ってくれたことだよ!」

「はぁ?」

「さっきノーマルとの会話聞こえちまってたから言うけど、桜井の酷い死に方を阻止してくれたんだって?」

「‥お前が主君を気にかけるとはなぁ」

「まーね。正直俺は桜井が死のうが知ったこっちゃねーし、どうも思わんとさえ思っていたよ。でもあの会話聞いちまったら、”あぁ、良かった”って感じた。少なくとも昔は本当に友人と呼べる仲だったしねぇ」

「ほぉ〜。お前という男が奴の心配をするとはな〜」

「あのなぁ‥俺は自分の命守る為に仕方なく人を殺してきただけであって、快楽殺人とか無差別殺人鬼みたいには人殺さねーよ。‥もし自分の知らない所で桜井の惨殺遺体が発見されたと聞いたら、流石のこの俺でも気が引けるというか困惑するだろうし。俺は人を裏切りはするが、無駄な殺生はしないタイプだもんでね!」

「ふーん‥。アイツの死を狙ってるというのに?」

「そりゃ俺らの世界だ。俺も高見沢もアイツに怨みはあるし殺したい気持ちもあるぜ?けどな、桜井がそういう酷い死に方をするということは、俺たちだって例外じゃなかったかもしれんと言うことだ。特に俺らの世界では‥な。そういう意味も含めて礼を言うってこと」

「結局は自分の為か」

「当たり前でしょーが。俺だって桜井と高見沢にも怨み買ってるんだし、死ぬのは覚悟してるつもりだった。けど、あの話し聞くと‥ねぇ?そうなってた場合、残される棚瀬はどう思うのやら」

「あの秘書のことだから冷静でいられるだろ」

 

ふと見やれば、秘書とうちの棚瀬が戯れ合っているのが目に入ってきた。つーかうちの棚瀬が一方的に抱きつきにいってるだけで秘書は案の定、鬱陶しがっているがな。

そんな奴らを目にしながら、主君のとこの俺は「アイツだって一応人間だからさ」と呟く。

「アイツの何よりの一番は社長である桜井だし、そんな桜井が無惨な死に方してたらアイツだって黙っちゃいられねぇだろうからな。敵に回しちゃいかん男だよ」

「それは知ってる」

隣で聞いていた船頭も頷いている。

 

ま‥でも、二人のとこの俺がこう言ってくるっつーことは俺は間違っちゃいなかったって意味でいいんだよな?

自分のした選択に後悔してるつもりはないけど、やっぱり記憶を失うのは色んな意味で怖かった。主君と七十二番のことだけじゃなく、今両隣にいる別々の世界の俺のことだって‥もっと他の世界の奴らだって、全員忘れちまうなんてよ。

だけど俺はさっき二人に言った通り、アイツらならまたこの俺をどうにかしてくれるだろうと‥そう思って‥‥

いや、そう願っていたのかもしれねぇ。

 

あの時最後に二人に向かって「信じてる」と伝えたのも、この意味も含んでのこと。まぁただもしかしたらもしかするのでは?という希望も込めて、「二人が俺の記憶を取り戻してくれると〝信じてる〟」って意味でもあるけどよ‥

まさか本当にやってのけるなんて‥やっぱアイツらヤベー奴らだ。

 

「犯罪者は許せねぇ。それは俺の信念でもあるし、この思いで動いてきたようなもんだ。でもアイツらは特別だ。‥アイツらと同じ世界じゃなくて良かった。こんなの、外の世界でしか許されねぇから‥な」

「俺はそれでいいと思う」

そう船頭が肯定してくれるだけ気持ちが楽になるな。だってコイツは七十二番の‥もっと言えば大勢の罪人共を見ている男だから、そんな奴に言われるだけマシか。

すると突然目の前に最強の俺がやってきて、「お前、自分の仲間たちのケアもしてやれよ」と言ってくるけど‥この男が俺の仲間たちの心配するなんて思ってもいなかったので少し拍子抜けしてしまった。

 

「‥分かってる」

「俺もさっきアイツらに痛いことしてしまったからな、作戦とはいえそこは悪いと思ってるよ。アイツらはアイツらでお前のこと凄く心配して過保護になっちまってたんだから、ちゃんと謝っとけ」

「え、うん‥」

アイツらもそんなに心配してくれてたんか‥。ま、そりゃそうか。

向こうでヤイヤイやっている俺の仲間と犯罪者たち。全員が全員俺の為を思って動いてくれていた。そう考えると俺は好かれてんだなーって思うし、出来るだけ大切にしてやりたい奴らだとも思う。

はぁ‥、棚瀬はいいとして他の奴ら‥主君と七十二番も含め俺が死んじまったらどんな反応するんだか。

溜め息を一つついてから、まだうるさくしているアイツらに向かって「おい!」と呼び叫べば、全員がこっちを向く。だからマスクを外してニッと笑ってからこう言う。

 

「お前ら全員ありがとな!ホント最高な奴らだよ!」

 

感謝の言葉を述べた途端、全員がこっち向かって来やがったせいで周りに居た他の俺がみんな一斉に引いて行った。

そして再び大勢の男たちの中に埋もれる俺。

 

嬉しいが、なんでこんな野郎共に抱きつかれられにゃならんのだ‥

クソが。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

長かったですね!こんなに長くなるなんて思ってもみなかったですけど、最初から最後まで楽しく書けて良かったですー( “´༥`” )

最恐トリオの仲の良さがとにかく書きたかった。ホントにコイツらお互いのこと大好きなんだなって読んでて思ってくれたらこれ幸いですw

にしてもノマ高は相変わらず鬼畜ですね!w

うん、もう語りたいことは話の中で全て語ったので後書きが正直ないでーす。笑
読んで下さりありがとうございました(´>∀<`)

 

 

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2件のコメント

めい

ろき様、素晴らしい物語を、ありがとうございました。少し泣きました(´;ω;`)
何か、もう、全体的に大進歩していらして、数年来の読者としては嬉しい限りです✨✨

ろき様キャラのみなさ~ん、ドンペリを大量購入しましたよ~~!!
え?「めい に そんな金あるのか?」って? そこはスルーしてね(^^;
皆で闘って勝ったんだから、盛大に かけ合ってシャンパンファイトするなり飲むなり、どーぞ♪
春野兄弟もジュースあるわよ~。

返信
honyo123

七「めいちゃーん!❤︎” ずーっと俺らのこと応援してくれててありがとねぇ〜!こっち出て来れなかったけど、応援の声は届いてたから嬉しかったぜー❤︎」

主君「ドンペリか‥まぁ有難く受け取っとくよ」

秘坂「んじゃ後でまたシャンパンファイトしよーぜ!w」

主君「お前やけに明るいな」

七「ノーマルの思惑に打ち勝ったお祝いだからねぇ〜派手にやらねーとなぁ!w」

主君「あ、春野兄弟にもジュース渡しとくわ。サンキューな」

秘坂「っはー!終わって清々するぜ!」

本当に嬉しいお言葉ありがとうございます!最恐トリオの仲に感動して下さってそれこそ私も嬉しい限りですよ〜✧︎*。
また何か思いついたらお話書きますね〜!

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