な、なんかたった今関東でデカい地震あったみたいだけど‥関東の人たち大丈夫ですかね‥?こっちはほんの僅かに揺れただけだけど
ゲーム実況者のコジマ店員のバイオ7生配信観てたら、地震きてすげー揺れててしかも昨日買ったばっかのプレステ5が落下して壊れたっぽくてホント可哀想すぎた‥。その代わりスパチャがバンバン飛んでたけどね。笑😓
地震はコワイなぁ‥。こんな時だけど、一応お話投下しときますね
最恐トリオ11
「精神世界‥。ん?」
右手に何か握っていると思ったら、さっきすり抜けてしまった手袋が握り締められていた。‥ったく、こんな手袋なんかしていなけりゃあの時アイツを‥
そう考え込んでいると、バシャッと足元の‥いや、水が膝下まできていやがる!?
流石に焦った俺と主君だったが、冷静に辺りを見渡していると「あそこだ!」と秘密警察の場所を見つけた主君が駆け出したので、俺もその後を着いて行く。駆け出すって言っても水位が高くなっているせいで、今までみたいにすぐさま秘密警察の元へと辿り着けない状態。時間がないって言うのに、なんて厄介なんだ‥
やっとのこと秘密警察の元へ辿り着けば、奴は未だ鉄柱の前でなぜか座り込んでいやがる。手首はやはりさっき鎖を断ち切ったので自由になってはいるが、どうしてアイツは動かない!?
「秘密警察!!」
「おい、しっかりしろ!」
俺たちの声にピクっと反応を見せた秘密警察。
良かった‥!意識がある!
「‥‥七十二番と、主君‥?なんでお前らがここに‥」
「俺たちが分かるのか!?」
「‥あぁ、分かるよ‥ちゃんと、分かってる‥」
「だったら早くここから出るぞ!!」
「‥‥そうだな。早く、出なくちゃな‥」
「分かってんなら立て!」
「‥そう、だな」
「お前なにモタモタして‥、‥ッ!?」
「‥‥ごめんな。ここまで来てくれたのに‥俺、」
なんで‥!?
「足枷!?」
「さっきまではなかったのに!」
そう。水中の中でよく見えていなかったが、今の秘密警察の一言でもしかしたらと思ったら‥案の定またコイツをここから引き離さないようにする為の拘束具が使われていた。
なんでっ‥なんで!
コイツはなんにも悪いことしてねぇじゃんかよ!!なんで俺や主君みたいな人間じゃなくて、真っ当に生きてきた秘密警察だけがこうなるんだよ!?
あまりの悔しさと虚しさからか、思わず目から涙がポロッと落ちてしまったが、それをグイと右手の甲で拭いとってみせた。
いや、終わりじゃねぇ!俺たちが今ここに居るということは、秘密警察を助ける為にここまで来たんだ!まだ時間はある!やれる事やれるだけやってみせる!!
「主君!やるぞ!!」
「クソッタレ!こんな足枷なんかお前には似合わねぇんだよバカが!!」
今までと同じように、足枷を壊そうと引っ張ってみたり拳でガンガン殴ってはいるが相変わらず無傷ですか、そうですか。
ここまで来たのにこの仕打ち‥俺たちになんの恨みがあるってんだよノーマルの野郎!
「お願いだから外れろ!壊れてくれ!!」
「‥やめろ。俺も壊そうとしたが、ムリだった‥。もう諦めてくれ‥」
「なに言ってんだよ!?俺と七十二番がどんだけテメェの為に体張ったと思ってんだ!!」
「お前を連れてここから出る!!そう外の世界に居る連中と約束したんだッ!」
「お前の仲間たちだって心配してる!だから帰るんだ!」
「お願いだから諦めてくれるなっ!!」
俺も主君も涙声と怒声を入り交えながら、秘密警察に叱咤するしか出来ない。本当に‥本当にもう方法はないのか‥!?
「クソっ!聖の剣さえあればこんなもの‥!」
「船頭連れてくるべきだったかもな‥。まぁでもあの剣触るのには勇気いるけどよぉ‥!」
もう‥ダメなのか‥?
そう思った次の瞬間。
下に溜まっていた水が、急に波打ち出してしまい、次第にその波は強く荒れ狂うものに変わっていくではないか。なんだコレ!?今までこんな事なかったのに‥!
いきなりの事だったせいか、俺も主君も波に足を取られ思い切り体勢を崩してしまいそのまま秘密警察から引き剥がされかけてしまっていた。ヤバい‥!!このままじゃアイツをここから救えない‥っ!
そんなの絶対ダメだ!!
「くっ‥!耐えろ、主君!」
「分かってる‥ゴフッ!」
「主君!」
「だ、大丈夫だ‥っ。少し‥ゲホッ、水飲んじまっただけだから‥!」
「とにかく、秘密警察のとこの鉄柱まで辿り着け!」
「わ、分かった‥!」
荒れ始めている波に逆らうように、慎重に流されないよう四つん這いになって踏ん張りながらやっとの思いで秘密警察の居る鉄柱まで俺が先に辿り着けば、後から来た主君の手を取りグイッとこちらに引き寄せては二人して鉄柱に掴まってここに来ることまでは成功した。
だがこんな状態でどうする?何ができるっ?
取り敢えず秘密警察の体もこちらに引き寄せて、三人で固まることしか出来ない。
「くそっ‥!」
どうする?あとここに居られる時間は何分だ?このままここに秘密警察を置いていっちまったら、次にここへ来た時コイツは‥この空間はどうなってる??
もう予想が出来ない‥。というより、脳が考えるのを拒否しちまっている‥っ。
怖い‥。めちゃくちゃ怖ぇ‥。全身の震えが止まらねぇ‥!この状態、初めてうちの桜井が死にそうになった時と同じような感覚だ‥。誰かを失うという恐怖に心が打ち負けちまっている‥!
隣にいる主君も、僅かに息を荒らげながら俺たちのこの先のことを考えている様子。
そしてぽつりと「もう‥大事だと思ってる人を、失いたくないのに‥」と暗い顔して絶望している。
「主君‥」
「また‥二度と会えなくなるのか‥?また手の届かないところまで行っちまうのか‥!?」
「しっかりしろ主君!秘密警察はちゃんと生きている!お前の嫁と重ねるのはまだはえーぞ!!」
「けどっ‥どうすりゃいいんだよ!次にこの精神世界へ来た時‥コイツは無事だという保証はあるのかっ!?」
「‥分からねぇ。だから、今なんとかしないと‥!」
でも何も浮かばない。頭がもうパニクっている。平常心を二人とも保っていられていない‥!
ヤバい‥!!
「‥信じてる、から‥」
「えっ‥?」
「秘密、警察‥?」
「俺は‥お前らのこと‥‥〝信じてる〟から‥」
秘密警察‥‥お前‥
『まだなのか?』
「‥‥はっ」
今の言葉って‥
『お前たちはまだ秘密警察を救えてやれていないのか?』
もしかして‥ノーマルの奴‥‥
「主君!!ノーマルが送ってきた鍵だっ!!」
「鍵だと!?」
「あの鍵‥もしかしたらこの足枷を外せるんじゃないか!?」
「そうか‥!あの鍵はこの為の‥っ」
「今持ってるか!?」
「あぁ!ずっと首にかけて持っておいたからな!」
ネックレスみたいにして鍵を常に持っておいてくれた主君が、急いで首元から鍵を取り外すと、そのまま秘密警察の足を拘束している足枷の鍵穴を見つけて差して回してみれば‥
カチッと音が鳴った。ビンゴ!
「外れたぞ!」
「もう片方もだ!」
「分かってる!‥クソっ、光が‥っ」
「慌てるな!慎重にやれば外せる!」
そう、もう時間切れが迫ってきている。白い光がまたここの空間を覆うように俺たちの方へと襲いかかってくるが、主君も冷静さを欠いてないようで、もう片方の足枷がガチャッと音を立てながら外れた。
やった‥!!
「外れたぞ!」
「これで‥終わるはずだ!」
しかし荒波で秘密警察の体がグイッと引っ張られてしまい、このまま引き離されそうになってしまった。
ダメだ‥こんなところでお前を手放してたまるもんかぁッ!!!
「秘密警察!!」
二人同時に奴の名を叫び、俺は秘密警察の手を今度こそはしっかり取り、そして主君がコイツの体をしっかりと掴まえてくれた。
もう‥どこにも行かせねぇ!
「俺たちの傍にいろ!そうすればお前は帰れる!」
「お前に辛い思いばっかさせてすまなかった‥!時間かかっちまってごめんな、秘密警察‥!」
そう俺たちが口にすると、目を閉じて今まで静かにしていた秘密警察がゆっくりと瞼をこじ開けて俺と主君の顔を捉えた。
その揺れる瞳には、しっかりと俺たち二人の顔がハッキリと映っているのが分かる。
そしてまたコイツは言う。
「お前らを‥信じて良かった‥‥」
秘密警察‥
コイツの口元がフッ‥と笑みをこぼしたその直後、俺たち三人はそのまま白い光に包まれていった。
最も恐い3人、大好きよ(´;ω;`)
主君さんも七十二番も、自分の苦しさや悲しみを乗り越えて秘坂を守り抜いたのですね。凄い!
秘坂も…本当の正義って、罪を罰することじゃなく、罪を犯した者をも信じることなんですね。
ノマ高、御願いだから、この3人を祝福してあげて!
ろき様、プレステ5の御見舞い申し上げます。
こちら東京、避難袋を抱えて伏せました。無事です。
めいさん!そちらは大丈夫そうで良かったです‥!愛知の私が住んでる場所は僅かにユラっとした程度なので全然大丈夫でしたが‥
あ、ちなみにプレステ5は好きなゲーム実況者さんの物なので私は持ってないから安心して下さい。笑
そしていつもいつも最恐トリオに対しての熱いコメントありがとうございます!
「本当の正義って、罪を罰することじゃなく、罪を犯した者をも信じること」という言葉、とても素敵ですね‥!書いている私が感動しちゃいました。3人にとっても救われるお言葉、本当にありがとうございます( ᵕᴗᵕ )✩⡱