……あれ?
俺はどうしてたんだっけ?
桜井は数度瞬きをする。
ボーっとする頭を軽く振るとそういえば、と思い当たる。
慌てて目の前のベッドを見れば愛しい女が寝ている。
静かに眠るその姿にホッとした桜井はベッド脇に自分用に置いてあるイスに座り直した。
寿命が近づいてきた幸桜は徐々に弱ってきた。
今ではほとんど自分では動けない。
それでも寿命が尽きるまで生き続けなければならない。
「……っ…」
声も出なくなった唇を動かして幸桜が何かを訴えようとしている。
いつもの発作のようなものだろう。
こうなれば後は荒く聞いている方が苦しくなるような呼吸が続く。
それでも桜井は側にいて見守るしかできない。
……いっそのこと俺が……
暗い考えが過る。
悪魔との約束を違えてまで楽になることを幸桜はきっと望まない。
それにそんな事をすれば自分もただでは済まされないだろう事もわかってる。
分かってはいるけど!
桜井は我慢できず幸桜の首元へ手を伸ばす。
そしてーー
「……っっっ!」
桜井はそこで目を覚ました。
目の前で気持ち良さそうに眠る幸桜を起こさないように今見た悪夢で乱れ打つ心臓を鎮めようとした。
俺が幸桜を……
そんなの絶対にあり得ない。
幸桜が俺たちを生かすためにした選択だ。今でも時々辛そうな幸桜を見ているとその選択すら否定したくなるがそのお陰で自分が生かされているのも事実。
ただ生きていた時よりも今、幸せな日々を送っているのも事実。
ようやく呼吸も落ち着いてきた。
幸桜が少しずつ弱っていく。
きっと幸桜は最期まで強くいようとするだろう。
でも自分は?
最期まで幸桜を見ていられるだろうか?
失う恐怖に勝てるだろうか?
「さくらい?」
起こしてしまったらしい。
まだ寝てて大丈夫だと告げれば寝ぼけているのか普段は見せてくれない微笑みを見せてすり寄って来てくれた。
抱え込めば生きていると実感できる温もりがそこにはあった。
この温もりが少しでも長く続きますように……
神に…いや、こんな島に住んでるんだから悪魔に、だろうか。
祈ることしか俺にはできない。
(。´╹A╹`。)
うわあぁああん(´;ω;`)(´;ω;`)
もうっ‥もう!ツライよぉお(´;ω;`)
途中まで読んでてリアルに「やめてよ24番んんん(´;ω;`)」ってなりながら読んでましたが、夢オチで良かったでござる(´・ω・)
はぁー‥幸桜ちゃんが苦しんでるところなんて見たくないけど‥うちの船頭さんがいるからこそ幸桜ちゃんがいる訳で‥
すなわちそういう運命ってのは分かってるけど、女の子な分凄くツライ(´;ω;`)
まだ死んじゃダメぇえええ!!
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