罪人たちの舟 終焉 - 12/13

罪人たちの舟 あとがき

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

実に14年越しの完結という訳ですね…。なげぇよ…笑

それでも今まで船頭さんと二人の罪人を応援して下さり、そして愛して下さりありがとうございました( •̥-•̥ )♡

本編はこれにて綺麗に完結はしましたが、このあとも気が向けばぼちぼち過去編やら船頭さんの平和的な日常や、時々島を見学しに行くお話でも書けたらいいなとは思っております…笑

そうですね、実はこの船頭さんだけが生き残るというのも前のサイトから考えていたものでして……、昔考えていたストーリーとは違えど、ここだけはやはり揺るがない結末だったので、今回はこういった形で終わらせて頂きました( . .)”

罪人たちの舟を書き始めたのが2012年という、途方もなく遠い昔で……その間妊娠出産育児が間に挟んでた為に、話を書けるかどうかも怪しい期間もあったのですが、今現在なんとか創作をする時間を確保出来ている為、この期を逃すなと言わんばかりにお話を完結させて頂きました。

正直書きながらボロ泣きしてましたが笑、ここまで積み重ねてきた時間が長いので私も二十四番と七十二番のことを想うとめちゃくちゃ悲しいのですが、やはり彼らは〝罪人〟ですからあの終わり方が一番良かったかなとは思っております。後悔はしておりません…(>罒<;//)クッ

そして船頭さんにも毎度ツラい思いさせて申し訳ないけども、三人が三人のことを思いやれる形にするにはこれが一番の方法なのかな…と思いまして…。私も他の仲間の船頭さんたち殺すの悩みましたし、ここまで一緒にやってきた仲間なのは確かですから色々と考えましたが、やはりこの罪人たちの舟の世界観は悪魔たちが君臨する島のダークファンタジーなので……ごめんなさい…ホントごめんなさい…

でも昔はね、二十四番七十二番がもう一度罪人たちを引き連れて船頭さんたちと再対決する…みたいなストーリーを考えてたんですけど、こっちのサイトにお引越ししてきてから罪人のお話を書いていると、とてもじゃないが今の罪人二人はそんな反乱するような二人じゃなくなっていたので、哀しいけれど三人が穏やかでお互いを許せるような終わり方にしてあげたくてこんな感じのストーリーになりました!

二人が反乱してまた船頭さんと戦うよりかはまだマシでしょう?( ; ; )

そしてこの罪人という題材が難しすぎて正直後悔している部分もありますし、何が正解なのかなんて私にも分かりませんが14年前の私はなんにも考えてなかっただけなので仕方ありませんねw

そんな訳で、私も船頭さんたちへの思いが強いのであとがきが長くなってしまいましたし、何を話していいのかもう訳分からんですがこれからも変わらず船頭さんと二人の罪人をよろしくお願いします!

ちゃんと罪人sは外の世界の小話小ネタでは全然出てきますので、寂しがらないでも大丈夫ですよ!笑(マモン様たちも出てくるかも?w)

気が向きましたら下にある♡や拍手でも押してくださると船頭さんたちが多分泣いて嬉しがります。感想ももちろんくださると私が死ぬほど嬉しいので…これからも応援よろしくお願いします!!

 

2026.5/24

 

↓↓↓

 

人魚「船頭さんたちお疲れ様〜( ・-・̥ )」

旅人「お疲れ、船頭さん、二十四番七十二番っ」

船頭「お、お疲れ〜…」

七「おつー」

二「迎えに来てくれてたんか?」

人魚「うん、三人とも凄く頑張ったねって言ってあげたくて…( ᵕ̩̩ ᵕ̩̩ )」

旅人「こっちでもみーんな泣いてたんだからぁ( •̥-•̥ )」

二「泣いてくれてたんか?有難いね〜」

七「俺たち愛されてるぅ〜w」

人魚「バカッ!!ヘラヘラしてる場合かッ!僕たち本気で悲しかったんだからねっ!?」

七「お、おう…(ll๐ ₃ ๐)ギョッ」

二「す、すまん…(人魚に本気で怒られた)」

人魚「僕たちがどんな思いで見てたと思ってんのぉ!船頭さんや罪人さんたちとは長い付き合いなんだから悲しいに決まってるでしょ!泣いてたの僕たちだけじゃないんだからね!?ホントに…本当にもうっ、今だって泣けてきちゃうんだからぁーー…!.˚‧(´ฅωฅ`)·˚.」

旅人「三人とも知らないと思うけど、冗談抜きでみんな泣いてたんだからねっ?三人とも愛されてる証拠なんだからねっ?俺だってボロ泣きだったんだからさぁ〜…( ・-・̥ )」

船頭「そっか…、みんな泣いてくれてたんだね。俺としても嬉しいな…みんなが俺や二十四番、七十二番のことを好きでいてくれて。…ありがとね、人魚も旅人さんも」

旅人「船頭さん〜…(;-; )」ギューッ

人魚「船頭さぁんー…( ߹ㅁ߹)」ギューッ

船頭「ぉおっ…と?あはは…二人ともホントありがとね。……どうしよ、ヤバい、また泣けてきちゃう…(ウルッ)」

旅人「いっぱい泣いていいよ。船頭さんいつも泣くの我慢してるし笑うのも上手く笑えてなかったんだから、もう全部ぜんぶ吐き出していいんだよ。自分の感情押し殺さなくていいんだからねっ?」

人魚「やっとただの男に戻れたんだもん、これから先は僕たちと一緒にもっともっと楽しんで生きてこう?沢山笑って生きていこうよ…!」

船頭「……うんっ。そうするよ…」ギューッ

七「……。」

二「……、」

人魚「…あ、秘密警察さんと主君さん多分近くにいるよ?」

七「へっ?」

旅人「呼んでこよーか?」

七「えっ?あ、まぁ…どっちでも…」

人魚「二人とも七十二番さんと二十四番さんのことめちゃくちゃ心配してたから会ってあげて?」

旅人「俺呼んでくるよ!」

七「あ、おい…!」

二「アイツらが…そうか…」

船頭「当たり前じゃん。目付き悪い組は悪い組でお前らのこと絶対心配して悲しんでくれてたはずだよ。会ってあげなって」

七「お、おう」

 

旅人「連れて来たよー!」

七「!」

二「アイツら…」

秘坂「よ、よぉおめーら」

主君「…見届けてたぞ、一応」

旅人「なんかよそよそしくない?笑」

主君「だってよぉ…」

船頭「……。二人とも俺たちのこと見届けてくれてありがとう。こんな結果になってしまってごめん……ごめんなさい。俺が不甲斐ないばっかりにコイツら二人のことを…」

秘坂「謝るなッ、それは違う!」

船頭「えっ…?」

秘坂「俺たちはどんな結果になろうとも覚悟していたっ。コイツら二人が罪人なんだから死ぬのは当然なんだし、お前らが死ぬ未来が確定してたのも分かってた!だから俺たちは大丈夫だ…。ただおめーらがちょっと、俺たちが思うより早く死んじまっただけで俺や主君はお前たち三人の選択を否定したりなんて絶対にしねぇ。人生は選択の連続だ…。俺にもお前らの選んだ道は間違いだなんて言いたくはないし、もうここまで来ちまったもんは引き返せないのは分かってるからな…。すまねぇ、気の利いた言葉も言えんくて…」

船頭「秘密警察…」

主君「俺たちは船頭のこと責めたりなんてしないさ。それに決めたのはコイツら罪人なんだし、その魂は船頭のものなんだからお前が一人生き延びることが間違いなんて俺も思っちゃいねぇ。…ただやっぱちょっと寂しくなるだけだよ俺らも。こうして外の世界でコイツら二人に会えるとはいえ、話の中で死なれると俺も悲しかった。覚悟はしてたがこれはキツいぜ…ったくよぉ」

七「おめーら…」

人魚「だって二人とも泣きそうになってたもんねー?( ߹꒳​߹ )」

秘坂「ばっ…!!」

主君「うるせぇぞ人魚ッ!!」

旅人「そりゃ泣けちゃうよねぇ、分かるよ分かる!恥ずかしがることじゃないんだから大丈夫だよぉ〜!( > <。)」

秘坂「からかってんじゃねーぞテメェら!怒」

主君「鎖で雁字搦めにされてーのか?あ?怒」

七「……ありがとな、秘密警察も主君も」

秘坂「んなっ…」

二「お前らが泣きそうになるくれー俺たちの死を悲しんでくれてたって意味だもんな?…マジで嬉しいぜ、こっちからしたら」

主君「……っ。まぁそう言われちゃあなんも言い返せねーよ…」

秘坂「人魚が余計なこと言うからッ」

人魚「えーー?(´•̥ ω •̥` *)」

七「…死んでごめん。でも俺と桜井が船頭に幸せを感じながらこの先十年だけでも生きてって欲しくて……すまねぇ」

秘坂「だ、だから謝るなっつーの!!」

主君「お前らは間違ってねぇって!…それに、嫌いな相手に対してそう思えること自体がすげぇよ。俺には絶対出来ない、そんなこと」

二「船頭のことは嫌いだけど、この命は船頭のものだったからな。返すのは当然だし躊躇いなんてもんはねぇよ。元から自分たちは死ぬはずだったんだから、寧ろここまで生きてこれた方のが奇跡なだけだ」

旅人「二人とも…本当になんていうか…変わりすぎてビックリしちゃうよ…」

人魚「船頭さんのこと散々不幸にしたいだとか言ってたクセに、どうしちゃったのさホントに」

二「あんなことが起こっちまったら俺たちもな……流石によぉ…」

七「…あれでも俺たちは仲間だと思ってたし、罪人たちにも悪いことしたと本気で思ってる。何度も考えちまう…俺たちがあの時罪人と面と向かって話し合っていたら、って」

秘坂「……後悔しても遅い。だから後悔するな」

七「お前が言うと重みが違うな…」

二「俺たちは船頭に命返すことになったこと自体は後悔してない。だが、あんだけ人が一気に死んじまうとな…」

主君「よく言うぜ、お前らだって昔やらかしたんだろーが。やっぱお前ら罪人二人は俺様みたいにはなれんのな?なんでそこまで後悔する??」

旅人「だから人殺してる七十二番でも主君より下の最恐三番目なんでしょッッ.ᐟ‪‪‬.ᐟ‪‪‬」

七「それもそーだが…」

二「言うな、俺と高見沢だってそこはもう百も承知で分かってる。俺たちは思ってた以上に悪い人間にはなり切れてなかったって意味だろ…」

船頭「…俺は二人がそういう人間で良かったと思ってるよ。生かした甲斐があったなって」

二「…そうか」

旅人「なんていうかもう船頭さんのことイジれなくなっちゃったよ…」

人魚「重すぎてなんにも言えないや( ´•ω•` )」

船頭「べ、別に今まで通りでいいってば…!急に変えられて哀れみの目を向けられると俺もやりにくいっつーか…。や、やめてくれよマジで…!?」

人魚「ムリだよぅ…(´•ω•`)」

七「おめーらもいつも通りでいいからなマジで?変に遠慮すんなよ?」

秘坂「おう、そこは分かってる」

主君「俺たちは切り替えは出来るからそこは安心しな。ただちょっと悲しいだけだよ」

七「…そう言ってくれると嬉しいな。こんな俺でも必要とされてたんだなって思えて生きてて良かったって思える。秘密警察と主君が今ここにいてくれて、そう言ってくれると俺も桜井も救われる。ありがとな」

二「お前らのその気持ちが嬉しい。悲しんでくれてサンキューな」

秘坂「悲しいに決まってんだろこんにゃろー」

船頭「秘密警察の仲間たちがお前のその発言でまた嫉妬してそうなのが目に見えるわ」

秘坂「やめろ気持ち悪りぃ……」

旅人「でも絶対嫉妬すると思う笑」

人魚「だって秘密警察さんが泣きそうになるくらいだもんね〜!自分たちの仲間が危なかった時は逆にもう泣く気配もなさそうというか割り切ってそうだったしぃ?」

七「そんなに俺のこと大事なの〜??♡」

秘坂「……っ。あったりめーだろ…。泣けるぐらいには大事に思っとるわ……(プイッ)」

七「…!」

旅人「おっ?」

人魚「なにどうしたの?めっちゃ素直!」

船頭「秘密警察…」

二「ホントにどうしたんだおめー?逆にコワイわ」

秘坂「いいだろたまには」

主君(こういうことすっから好き度が増す一方なんだってーの、この人たらしめ)

七「……あ〜…最悪だ、ヤバい…」クルッ

二「大丈夫か高見沢?」

七「コイツらの前で泣いてるとこ見せたくねぇ…」

人魚「七十二番さん…( ´•ω•` )」

旅人「からかわないから大丈夫だよ?俺たちも気にしてないし」

七「こっちはこっちでプライドがあるんだっつーの…。うるさいわ」

船頭(七十二番…)

主君「…それにしてもお前、ずっと口調が元に戻ってるな?それ気づいてたか?」

七「ったりめーだろ…。なんかもう自分隠す必要もなくなったし別にいいかなーって」

人魚「でもあの独特な喋り方が七十二番さんって感じがして僕はいいと思うんだけどな?」

旅人「うん、俺もそう思う。その口調だとずっと真面目な話されてるのかと思われちゃわない?」

七「そうか…?」

船頭「俺もまだ慣れないなぁ、七十二番のその口調」

二「自分隠す必要ないってのはいいことだとは思うけどな」

七「じゃあ…いつもの喋り方に戻す?」

秘坂「俺もそっちのが安心する」

二「俺も」

主君「ま、自分のやりやすい方でいいんじゃね?」

七「そっか…じゃあ今まで通りにするわ」

船頭「うん、そっちのが七十二番らしいからね」

 

あられ「おじさーーん!」

二「!」

あらし「おじさん、きたよー!」

あらやだ「…きたよっ」

二「春野兄弟!どうしたのっ?急にビックリしちゃったよ」

あられ「おじさーーん!」ギュッ

あらし「(っ´,,>ㅅ<)ω<`,, )ギュー♡*.」

あらやだ「(ˆ꜆ . ̫ . ). ̫ . ꜀ˆ)ギュッ…」

二「!!??⸝⸝⸝」

人魚「わぁ、可愛い笑」

旅人「二十四番めっちゃ幸せそう笑」

二「な、なになにいきなり。どうしたの??」

あられ「おじさん、おつかれさま!- ̗̀( ˶’ᵕ’˶)」

あらし「おつかれー(៸៸>⩊<៸`)」

あらやだ「…がんばったね(´。・ω・)ノ゙ナデナデ」

二「はあぁうぅぅッ!!!!Σ(//∇//;)՞ ՞ て、天使ぃ〜〜…(⸝ ⸝ ⸝´ω`⸝ ⸝ ⸝)」

ノマ坂「うちの子可愛いでしょ〜??」

二「…えっ!?」

船頭「なっ…!?」

七「ノーマル!?」

ノマ桜「久しぶりだねぇ。元気にしてたー?」

ノマ高「死んでんだから元気も何もないだろ」

人魚「えぇっ…!?しかも全員!?∑ (・△・;)」

旅人「どしたのいきなり??」

ノマ坂「どうもこうも船頭たちの話が終わったって知ったから来てみただけだよ?」

船頭「えっ…!えっ…?し、知ってんの…!?」

ノマ坂「こういう時くらい来なきゃね〜と思って来てあげたのに何その態度?嬉しくないの?^ᵕ^」

船頭「あっ…!?いや、そういう訳じゃ…!?(; ꒪ㅿ꒪)」

主君「威圧感がすげーよ」

秘坂「船頭たちをイジリに来たんか?あ?」

ノマ桜「そんなことしに来たんじゃないってば。坂崎やめてあげなよな〜」

ノマ坂「俺まだ何もしてないよ?」

ノマ高「なんでお前は船頭にだけそんな当たりが強いんだよ」

ノマ坂「人魚に冷たい態度してる高見沢が言うかそれぇ?w」

ノマ高「言うぞ俺は」

人魚「(´˙꒳​˙ `)シュン…」

ノマ坂「ほら人魚悲しんでるw」

ノマ高「どーーでもいい〜〜」

旅人「相変わらずノーマルの高見沢は冷たいねぇ」

主君「んで、何しに来たんだよ」

ノマ坂「……ねぇ、船頭」

船頭「は、はいッ!!‪Σ( ˙꒳​˙ ; )」

二「マモンより怯えてねーか…?」

七「そんなコワイか…?」

船頭「だってぇ〜…」

ノマ坂「よく三人とも頑張ったね、お疲れ様」

船頭「へっ…?」

二「!」

七「ノーマル…」

ノマ坂「旅人と人魚のとこと比べて君たちの世界はとんでもなく暗くて重っ苦しいけども、でも三人ともよく最後までやり切ったよ。偉いと思うよ、うん」

船頭「えっと…その…」

ノマ桜「二十四番も七十二番も、お疲れ様。男らしくて格好良かったよ」

二「えっ…?見てたんか、俺たちのことを?」

ノマ桜「見届けてあげたいよね、せっかくだから」

七「見ててくれたんか…」

ノマ高「あらやだたちにも見届けさせた。生きる意味と死ぬ意味の勉強にもなると思ってな」

二「えっ?本当に春野兄弟みんな見てたの…?」

あらし「うん、こわかったけどちゃんとみてたよ!」

あられ「おじさんたちとっても格好良かった!」

あらやだ「…でも泣けてきちゃったの」

二「…そっか。見届けてくれてたんだね、三人とも。……ありがとう(ウルッ)」

あられ「なかないでおじさん(´。・ω・)ノ゙」

あらし「( ˆ˶ ´˘`)ノ゙ヨシヨシ」

あらやだ「(ˆ꜆ . ̫ . ). ̫ . ꜀ˆ)♡ギュー」

二「…っ!こんなの泣けるに決まってるよぉ〜…!!」

主君「あらやだ珍しくこっち来てくれない…( ・᷄-・᷅ )」

秘坂「しょーがねぇ、今回だけは我慢しろ」

人魚「主君さんヤキモチ妬いてる〜笑」

旅人「かーわい〜〜笑」

主君「ウゼェな…ꐦ」

船頭「…?あれ、なんでノーマルギター背負ってんの?」

ノマ坂「あぁこれ?なんでだと思う?」

船頭「?」

ノマ坂「よいしょっと…。仕方ないな〜、俺たちで歌うから聴き届けてよー?」

七「何が?」

ノマ坂「ふふっ…」

「…罪人たちの舟に僕等は乗り込む
新しい海に迷う舟を動かすため」

船頭「…!!」

二「え…?」

七「……。」

ノーマルの俺の優しく撫でるかのような…誰かを想う声。

そんなノーマルたちが歌い始めたのは言わずもがな〝罪人たちの舟〟だった。

「誰のために生きるの 答えを探そう
君は孤独の海を一人では泳げない
いつも いつの日も Yes! Yes!」

三声のハーモニーがこんなにも美しいのかと思い、アコースティックギターの優しい音色と切なげな音と爪弾くその指が余りにも格好よすぎて、一瞬呆けてしまったし何を歌われているのかも理解が出来なかったくらい衝撃的だったけれど…

でも今目の前でノーマルたちがあの曲を歌ってくれている。

〝罪人たちの舟〟を俺たちに対して歌ってくれている…

この事実を受け入れるにはもう少し時間がかかりそうかもしれない。

「何処に向かって 何をめざして 何のために
舟は行くのかぁー…」

 

船頭「……。」

二「…マジか」

七「ビッッックリしたぁ…」

ノマ高「反応薄いな。やっぱ歌わん方が良かったんじゃないか?」

ノマ桜「そんなことないでしょ〜。船頭口ぽかーんと開いて言葉が出てこないみたいだし?笑」

船頭「え……だって…。え…?」

人魚「すっっごい!!ノーマルさんたちが〝罪人たちの舟〟歌ってくれた!?え!凄い!凄すぎる!!ヤバい!!(´。✪ω✪。 ` )」

旅人「とんでもなく貴重な場面を見てしまった気がする…!!」

秘坂「流石はノーマル…」

主君「伊達に50年以上ミュージシャンやってねーな」

船頭「な、なんで……?どうして…?」

ノマ坂「お前たち三人の為なんだけどね?嫌だったかな?」

船頭「そ、そんなことない!絶対ない!!……めちゃくちゃ…嬉しすぎる…っ」

ノマ坂「それならいいけどね。二十四番と七十二番はどうだったかな?」

二「いや、なんつーか……やっぱり俺たちはノーマルから生まれたんだなって…なんかふと思っちまったわ」

七「…こんなに感動したの初めてかもしれんってくらい衝撃がヤバかったわ」

ノマ坂「そ?それなら歌って良かったなー。じゃあ俺たち帰るね」

船頭「えっ、もう?も、もしかしてこれだけの為に…?」

ノマ坂「そうだよ?十四年間お疲れ様船頭、二十四番も七十二番も。よく物語をきちんと終わらせたね、偉いよ君たちは。三人の覚悟は俺たちも見てたから」

船頭「……ノーマル」

二「ありがとう…」

七「ノーマルにそれ言われたらフツーに嬉しいわ…」

ノマ坂「……。じゃ、俺たちはもう戻るね?」

ノマ桜「あられたち〜、戻るぞー」

あられ「はーい!」

あらし「じゃーね、おじさん!」

あらやだ「…ばいばいっ」

二「あ、あぁ…!春野兄弟ホントにありがとね?またおじさんと一緒に遊ぼ」

あられ「うん!(*˙˘˙*)❥❥」

ノマ高「…船頭」

船頭「えっ?な、なにっ??」

ノマ高「泣くなら帰ってから泣けよ?w」

船頭「…っ!!(´`;)」

ノマ高「じゃーねぇ、“愚か者たち”(ヒラヒラ)」

 

旅人「行っちゃった…」

人魚「えーー!でもすごーーい!!まさか聴けるだなんて思いもしなかったー!!」

主君「確かにビックリはした」

秘坂「やっぱミュージシャンだなって改めて実感したわ」

旅人「三人とも良かったねー!中々ないよ、ノーマルたちが歌ってくれるなんて!凄すぎるよ!♬*°」

七「ま、まぁ…」

二「いきなり歌われるとどんな反応していいか困るな…。いやすっげぇ嬉しいけども」

人魚「船頭さん大丈夫ー?笑」

秘坂「泣くか?泣いとるんか?ん??」

船頭「う、うるさいな…!⸝⸝⸝」

主君「でも嬉しかったんだろ?w」

船頭「そりゃあ…ねぇ?嬉しくない訳ないだろ…」

人魚「完結した甲斐もあったのかもね?笑」

船頭「…かもしれんな?」

二「死んだ甲斐があったか?」

七「悪い気はしなかったな」

 

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良かったね船頭さん

 

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