「ばっ……」
何かを叫びかけて幸桜が真っ赤になった。
「72番と同じって……それって……」
高見沢は夢の中でどれだけの事をしでかしやがったんだ‼
……許せん。
後で本人に嫌がらせしておこう。
「変な事を言ってごめん」
夢の中の高見沢がそれほどまでにやっていたとは思わずに軽い気持ちで言った言葉だった。
俺は幸桜が好きだと言ってくれただけで満足してしまっている。
だからそれで幸桜をどうこうしようなんて思ってもいなかった。
忘れて、と言えば幸桜が首を振っている。
……え?
「本当に夢の事、忘れさせてくれるのか……」
えぇっ!?
消え入りそうなほど小さな声だったから自分の耳を疑った。
でも確かに幸桜が言ったんだよな?
「俺でいいのか?」
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